表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/175

友達が増えた・・・気がします


 しばらく寝てから教室へ戻った。

 寝ている間にマンラちゃんが来て端末を持ってきてくれた。


 枕元に置かれていたので、端末で起きた時間を確認すると昼頃だった。

 目覚めた後、先生と連絡先を交換してから教室へ戻った。


「詠唱に関しては教わっている生徒も数名いるので、興味があれば連絡するなり医務室にくるなりしてくださいね。私的には詠唱を覚えれば強力な魔法を使えるので怪我をしないで済むので安心できるので出来る限り教わって欲しいです」


 別れ際に強く手を握って告げられた。

 私だって怪我はしたくないし、詠唱は少し恥ずかしいけど、興味がある。

 ただ、ちょっと怖い気持ちがあるから、一旦保留。


 学校には医務室と保健室の二つあるけど、違いが分からない。

 私は医務室に居た。

 端末にあるマップではもっとも近い場所が医務室だったので、

 教室へ戻ると、マンラちゃんが駆け寄ってきた。


「もう大丈夫なの?」

「うん、大丈夫。魔力切れで倒れただけだったから」

「本当にびっくりしたんだから。もう」


~・~・~


 食堂でマンラちゃんとマンラちゃんの友人と一緒に過ごすことになった。


「私はハネカネでこっちが妹のリュウネ。私の事はハネって呼んでね」


 眼鏡姿の三つ編みの女の子とふわふわヘアの女の子、おかっぱの女の子の3人がいる。

 眼鏡の子がハネちゃん。ふわふわヘアのリュウネちゃん。それと


「んーはね、ジュオン!カラネ良い匂いする!」


 食堂についてからずっとくっついているおかっぱのジュオンちゃん。

 ずっとクンクン匂いを嗅いでいて、ちょっと怖い。


 始めてこんなにくっつかれているし、匂いを嗅がれるのなんて全くないから、嬉しいような怖いようなそんな気持ち。

 後から料理を持ってきたマンラちゃんに引き剝がされて、食事を始めた。


~・~・~


「この後、一緒に出掛けない?」


 マンラちゃんとハネちゃんが遊びの誘いをしてくれた。


「ごめんね。今日はこの後用事があるから」

「そっか、また今度遊びに行こうね」

「うん」


 授業後には応接間に行き、シラベさんに会いに行く必要がある。

 ちょっと残念な気持ちになりながら、応接間に向かう。


「あっ、カラネだ!」


 応接間には、シラベさん以外にジュオンさんとクラスメイトが数名居た。


「最後の人が来たな。では、始めるか。カラネ、君は始めてだから説明しよう。ここにいるのは呪獣に関係する者たちだ。カラネ、君が関わった呪獣は割と特殊な部類でね。通常、人を呪いを使い襲い掛かってくる。呪獣の呪いは呪いをかけた呪獣を倒し次第解除される。しかし、倒しても呪われたままであったり、未だ倒せず逃亡されている呪獣もいる。ここにいる者達は全員呪いを受けている者達だ。私はこの子達の呪いを解除は出来ないが、呪いを弱体化させたり、呪いを解析を行ったり、様子を見たりしている。君にも少し手助けしてもらうのと、君自身についての解析を行いたいから呼ばせてもらった」


 そういって、シラベさんと一緒に横の空き部屋へ移動した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ