第4章
「その子の名前、聞いたことがある、遊園地だっけ?」
「バカ、魔王城だ、その子、魔王の一族の末裔らしいぞ」
シンメイさんが教壇に行ってきました。
「魔王っておとぎ話によくでるのね」
「ねぇ、あの子、魔王城と同じ苗字だわ」
「背中に翼が生えている、なんと不気味だ」
シアナさんが教壇に行ってきました。
「黒い顔マスクに黒いケープを付けて、下ブルティノーを救う謎のヒーローの正体がここにいるのか」
「そんな奴いねーよ」
「もう次から次と、うぜぇな、お前ら、○○法☆☆条第××項を知っているか。こんなにしつこかったら、6ヶ月の禁錮と5000リンジーの罰金を食わせてやるぞ。」シアナさんが後ろに大声で叫びました。少女が翼を隠そうとして、シアナさんとシンメイさんに囲まれながら階段教室を出ました。
「○○法は人身攻撃に関わらないのはずだわ…」
「そんなに真面目にしないで翼っち、うちが思いついたおばさんの本棚にある本のタイトルを言っただけだ」
「シアナさんのおばさんって…」
「大学教授だわ。こいつが入学できるのもそのおかげ、こいつを見たらあんな入学試験をパスできるはずもないわ…そういえば姫様、何の専攻を選んだの」
「法学だわ。法とは、それが地上のすべての民族を支配する限り、人間の理性であるっという言葉をずっと好きだったわ…特にグネル教授の授業を受けたいわ」
「はいっ!グネル教授参上!」
「シアナさん?もしかしてシアナさんのおばさん…」
「おばさんって…血のつながりがないのかしら、なら納得するわ!…でないとバカのチカラで法が崩壊するわ」
「おいっ!メイっちってひどくない?」
「シアナが私のブラを壊したこととかもまとめて精算しよっ」
「ああ、パ〇ドのことか」
「フェーローンザイーテーンっ!」
シンメイさんは謎の東の大陸の体術を使ってシアナさんの動きを封じ込めました。