第8章
昼休みになりました。少女がシンメイさんとシアナさんと、キャンパスの庭に歩いています。
「ねね、メイっち、魔法って効率低くない?例えば非常に小さいなんちゃら子を叩いて、分裂させて、巨大なパワーが出るとか、もっとよくない?」
「それより、バカシアナがデジュネを作れ忘れたから私たちがここにいるのだろう?早く売店に行かないと午後の授業に遅れるよ」
「もしもそのパワーが続いて無差別で周りの生き物を傷付けたら危ないわ」
「いいね、ワトソン、君は盲点を見つけたんだ。」
「ユージェだし、ワトソンじゃないわ、それに海峡の国っぽい名前なんて呼ばれたくもないの」
「うそ、ユージェ姫がワトソンを知らないかしら」
「ジェニーさん!大変だ!」
「あら、ダノンさんじゃない?わざと私の学校に来てくるって、なんの御用なの?」
「防災準備しないと…」
「ええ?」
「レスガにいる友たちに聞いてきてさ」
「レスガ?」
「憲兵たちの労働組合だよ」
「まさか…いつなの?」
「5月16日かららしい。」
「労働組合って…憲兵のストライキ?店が順調に始まったのに…」
「やったー!春の長期休みが来るぞ」
「喜ぶ場合か?バカシアナ」
「魔王城の防衛戦、僕も手伝いに行くよ、ジェニーさんもきちんと準備してきて」
「わかったわ。為せば成る 為さねば成らぬ 何事も」
「それ何語?魔族の古典語でもないよね。まあいい、ごめん、またほかのやることがあるから、失礼する」
「一分間に900個くらいの石を投げる機械が作られたら無敵だぞ」
「はいはい、シンメイ保育園のシアナちゃん、早く売店に行かないと、デジュネ抜きだよー」
「5月18日か…公園管理局にも尋ねに行かきゃいけないし…」




