第2章
少女がTchi Hauに入ります。
「いらっしゃい…あ、ユージェ姫?片付けが終わらないから、どこかに適当に座っていいわ」
「ドラゴン、ウインナーパン、洗い物…♪」
「…」
「洗い物、魔王、いちご豚ゼリー…『わけわからん語で』アビんにゃくこさっふばらばら♪」
「『東部大陸語で』サル女がうるさいわ」
「シンカンちゃん、こんにちゃー」
「はい?!あ、シアナ姉さん、こんにちゃー『東部大陸語で』(小さい声で)てっきりサル女っていつの間に東部大陸語を習ったと思った…」
「あらら、休日なのに、どうして制服のスーツの巻きスカートを穿いてきたのかしら」
「ねぇ、シンメイさんー、聞いてーよー、私、魔王城をなおそうとしたら、転んでしまって…どうしよう、制服が…」
「着替えが持っていない?」
「あるけど…トップスの制服が割れたの…私と言ったら、どうしてそのとき、制服を着て作業してしまったのか…」
「まあ、汚れにくいという実用性があるとかからな」
「(小さい声で)来週に、アルバイトを増やそう…」
「…あのさ、ユージェ姫も、行動する前に、よく考えてほしいわ」
「私というのも魔王の末裔だ、細かいことをこだわる必要もなしー」
「バカに同化されてきたのかしら…そういえば、ブルーグ市場が開いてい…ないな、エレーヌさん、どこかに休暇を味わいに行ったかも」
「ね、シンメイさん、制服を貸してくれる?」
「いいけど…サイズが合うのかしら?それと…ユージェ姫が着終わったら、手洗いしてくれるかしら?着終わってまた、私の所に洗濯機を借りたら、誠意が無さ過ぎない?」
「シンメイさんの意地悪…」
「意地悪なんかじゃないだろ、ユージェ姫が先に要望しているのじゃない?」
「『東部大陸語で』制服?サイズ?どっちにしろ、胸のサイズがぺったんじゃん」
「うちらの店、呪術師なんかも、ナレーションなんかも雇っていないよ、ところで、シンカンちゃん、何を見ていた?」
「何でもない」




