表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
幕間2
71/322

幕間2

あのこ、五月ちゃんと似ている顔がする。

あれ、五月ちゃんって、誰?

でも、五月ちゃんに翼が生えていないことは、しっかりと分かっている。


あ、そういえば、あのこはタングステン糸がほしいだっけ?バカなことだな、タングステン糸がバラ売りしているわけないじゃない…


きっと、この世にあるもので、一つとして過ぎ去らないものはないだろう。

ぼんやりとしている記憶が、僕を殴り書く。


気づいたら、僕はもう彼女をスタッフルームに誘い、話し合っている。


「人間が思索すれば、神は笑う」


あ、今週も弟に電報送金をしないと…バンジャマンって元気だったか…父から逃げようとしていないよね…


A市に旅行したいな…


師範学校に入りたいから、あの連中と近づかないほうがいいな…


僕が、いつの間に、目の前のこ、と、人に言うべき事か言わないべき事かを、あのこにさらけ出してしまった。

けど、後悔なんかはしていない。


連邦語で言うなら、僕の名前はダノン・デュトワ・マルタン、極東語で言うなら…忘れた、きっと特色のない名前だ。


あのこ、五月ちゃん?…違う、ジェニーさんが、きっと、僕の人生を照らす女神様だろう。

あれ、五月ちゃんって、誰?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正文をご覧いただきありがとうございます。お気に入ったらブックマーク、評価、感想よろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ