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負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
第5話 前
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第½章

女の子2人が囲碁のように線が引いた紙で丸い印を書きます。

「ここは真ん中を空きべからず」

「シアナ、ミートソースとかたつむりのパスタを作ったよ」

「ここ」

「『東部大陸語で』シンメイちゃんはどうする?ミートソースとかたつむりのパスタを作ったよ」

「ここは…隅っこから攻撃だ」

「『東部大陸語で』かたつむりなんか、嫌い…」

「ここは…対角線から黄金比のスペースを取っておくべきだなー」

「ここ」

「『東部大陸語で』ならシンメイちゃんが絶食してきなよ…冗談だったわ、イチゴジャムとバターと煮る卵とバケットもあるよ」

「チェックメイト!」

「違う、シアナ姉さん、負ける」

「参った!奇妙っちって、やっぱり強いー。うち、奇妙っちの国のルールで、切腹するー」

「『東部大陸語で』この対局を済ませてから行くー、あ、済ませた 『連邦語で』切腹、東側大陸、違う」

「違う?東部大陸かどうか極東かどうか、気にしなくていいぞ」

「『東部大陸語で』姉上、サル女って真面目に五目並べをやってくれないわ」

「『東部大陸語で』連邦で五目並べを知っている人でさえ少ないじゃない?シアナってボケの才能があるだけだわ。シンメイちゃんもいつかシアナに慣れてくるよ。それより、ねぇ、シンメイちゃん、お姉さんがいつか相手にしてあげるから、今、開店の手伝いをしてきてー『連邦語で』バカシアナ、早く手伝え」

「なんでうちと接する態度が違う?」


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