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負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
第4話
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第7章

「エンリおじさん、ご無沙汰しております。…あの、今から事務所まで伺いますが、いいでしょうか…はい、またお願いします。」

「ここら辺の公衆電話、ほとんど使えそうにないね」

「翼っち、どこ行く?うちも連れて行って」

「バカシアナ、これからはお店の手伝いだろう、早くこっちに来い!」

「ではまた。シンメイさんとシアナさん。」


少女が翼を振って人並みの高さで飛びます。

「この小道、その木…まるで生まれてからずっとここに暮らしていたのようだ…

まるで…魂の故郷のようだ」


「そっちが「止まれ」、こっちが「行け」じゃない?」

「こっちのほうが「行け」で、お前のほうが飛び出してきたじゃない?」

「どっちかが主要責任を取って、俺を楽にさせろうよ」


「まあ、この町も全部好きなわけではないし…」



一人の女の子がソファに座っていて、近くに男の人がオフィスデスクに面しています。


「連邦の歴史…○○年に始めて魔王が現れた…まだ叛乱と蜂起を見分けできないな…」

「もしもし、はい、マーシャン法律事務所です」

「復習なんて終わらない…私に必要なのは、奇跡だよ」

「はい、はい、失礼します…自業自得じゃない?」

「神様よ、どうかあたしを救いに…」

「ね、わがかわいい娘よ、ここに来て」

「パパ、どうがした?」

女の子が男の人に近づきます。


「いいか、サラ、もし今回赤点をとったら、ドゥトル(Cimetière)ロー( de )霊園(Doutreleau)に場所をとって、あんたの名前が入った看板を入れておくよ。」

「これは虐待だ! これは絶対に児童虐待だ!」

「昨日も夜遅くまでどこに行った?ママもあっちこっちで探してきて、疲れたんだ。いつまでパパとママに心配かけないのか?」

「それは、お散歩…私の人生は過保護であった♪」

「サラって、いつか自立もするのね…もしもし?」


「エンリおじさん」

「あ、ユージェちゃんじゃない?お久しぶりだね」

「電話でても話しましたが…」


「…事情は大体わかった。けどユージェちゃんの場合、もしお父さんが信託とか残してくれたら、話が簡単になるのね」

「信託って何ですか?私が聞いたことのない言葉ですわ」

「お父さんが遺産を残してくれてない?」

「一人で暮らしてきて、分からないわ」

「…それは難しいことだね…私たちは、同じ船に乗っているわけではなさそうな…」

「そう…だったわね」


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