表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
第4話
64/322

第6章

「ああ! 今日は来るんじゃなかった。出かけるには不向きな天気だ。 昨夜はぐっすり眠っていたが、カラスが3回鳴いて、僕、目が覚めてしまったよ」

「ベルトードさん?」

「早朝も、窓に向かって歩いていると、四角い鉄片を踏んで、踵に押し当てしまったよ…」

「ベルトードさん?」

「リンジャーっち?」

「ベルトードさん?…サリンジャーさん?」

「…はい?」

「ねぇ、リンジャーっち、この公衆電話、外にのところか、全然繋いでいないじゃない?」

「…余計なお世話だ。」

ベルトードさんが電話ボックスから出ました。

「ベルトードさんもストレスで壊れかけているのかしら?ところで、ユージェ姫って結構余裕があるに見えるね」

「一週間のことをまとめて出題されるくらいじゃない?対策すれば、赤点を回避できるわ」

「って、余裕があるに見えるけど、赤点回避さえあればいいのかしら…ユージェ姫の1位だったことがみんなの頭の中でますます薄くなるわ…」


「うち、ほとんど寝ていた。連邦で最も歴史のある魔法陣って、Aの白だったとか、魔導石の成分に鉄が何パーセントとか、Cの25%とかほとんど分からないー」

「分からなくても正解と合っているじゃん、シアナって勘が鋭いわ」

「いやー、それほどでもー」


「鼻がのびているわ」


「サーリンジャー様!」

女の子が1人で、直線で走らずに、早い速度でテンダム自転車を乗ってきました。

「奇遇ですね、サーリンジャー様」


「っ痛…世の中にこんな奇遇があったら、この連邦全体がデカいドラゴンに食われることもおかしくないじゃない…」


「っ!ド・ルプレイヌ=ド=メ先生! サリンジャー様が怒りました!僕のぶつかり角度がずれているのですか?どうしよう…」

「僕を恨むなら、僕を懲らしめたいなら直接言っていいよ…」

「翼っちとやみっちとリンジャーっち、なんか裏話もあるのか」

「人間の心って、とても複雑なものだわ…」


「私に聞かないで…」


「ところで、雨がいつのまに止んだよね」

「いまさら?シアナってエコがひどいかしら?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正文をご覧いただきありがとうございます。お気に入ったらブックマーク、評価、感想よろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ