表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
幕間15
259/322

幕間15

バニーガールの服の外に、オオカミの毛皮を被った女の子が、荒れたスノーシェルターに入って、行動機械を止めました。

「どうしてこんなところに来た?」

一緒についてきた女の子が戸惑います。

「焼き芋やくためだよ」

2人が来る前にすでに人がいるようです。

「玲?」

「珍客だね。最近、ここで由理依の姿をめったに見ないわよ。何か大いことでもあった?」

「家で急に別世界からの妹ができたことを言ったら、信じてくれる?」

「由理依の性悪レプリカが生産されてなければ。あら、初めまして。私は馬籠三ハ朗ごと、保津野(ほづの)たいいちの妹、保津野玲といいます」

「ぜんぜん違う名前を二つ持っている?まさか姓・通称・諱が使い分けているパターンか?」

「知っている人間だったら、ほぼ笑ってしまうんだ。お兄は身分証明を書き換えるとき、住民管理事務所の係に黒歴史ノートを見せつけてしまったから、一生その名前を名乗って生きるしかない。」

「悪いな、玲。焚き火と焼き芋、借りるわ」

由理依が玲から枝を取りました。

「わざとここに来て焼き芋を焼くだけなら、僕は帰るなの。寒いし」

「彼女の親がどこかの甘芋畑で埋められたから、三ハ朗がその儀式を発明したんだ。スノーシェルターで焼き芋を焼きながら、悩み事と願う事を心の声で届くということ。」

由理依がしゃがんで、スノーシェルターの天井を見上げます。

「ごめん、はらぺこだったから、食べてもいい?」

切子が由理依から枝を奪い取りました。

「魔力があふれるー」

切子が2人に睨まれる間に、誰かがおならをしてしまいました?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正文をご覧いただきありがとうございます。お気に入ったらブックマーク、評価、感想よろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ