表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
幕間14
251/322

幕間14

団地に。

女の子の一人が鏡を見て悩んでいます。

「かなり露出の多い服装だわ」

「異動調査員に色仕掛けすると計画しているから仕方ないよ」

「色気はともかく、このバニーガールっていう服を着たまま出かけたら、どうやって寒さに耐える?切子もちゃんと考えてば。私、ゆきおんなのわけじゃないから」

「根性で耐える?」

「できるか!」

「布の配給券が数メートル分くらいあったら、ファッションショー並みの暖かい服を作れるけど…その場合は色気がなくなるのよ」

もう一人の女の子が少し考えたら、バニーガール姿の女の子を包帯で囲み始めました。


「…ミイラ・バニーガール」

「もういぶかるにしかないわ!」


「あった!僕、少しくらいラクス・シャルキーというダンスが踊れる」


「体の中から力を出す。このダンスの由来は…っていうか、ほとんどのダンスの由来は神にまつることだ。マスターしているやつは腹部のあらゆる筋肉を簡単動かしたらり止めたりするのだ。」

「まるでアンデッドになった気分だ。人を噛んでしまいそうだわ。…勝利か(Победа )死か(или смерть)

「腕を伸ばして、力がみなぎる。手のひらに花瓶を載せていながら踊ることを想像して」

「もう無理。いっそポノマリョフを襲いかかってスタンプを奪うほうが簡単で

早くて済むわ」

バニーガールと包帯を着ている女の子は力が抜けて足腰が立たなくなりました。

「もう骨盤ほどゆるんでいるわ…」

「世界は一千冊の本ほど彩りだけど、体力のない者はその中の1ページしか見えないんだ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正文をご覧いただきありがとうございます。お気に入ったらブックマーク、評価、感想よろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ