第6章
「真面目な話?」
「または、床屋さんとか靴磨きの人とかバラ売りして…」
少女がピサ屋でキャロルさんと薪窯の周りで立っています。
「ここを粉々にしよ。」
「落ち着いて、キャロルさん。あなたはもっと優しい人だ。」
「コントラはあたしに絶対的な権力を与えた。あたしは決定者だ!この建物ごとぶっ壊してもいい」
「こんなことはだめだってば。間違っているってば。」
「いや、間違ってはいない。ちゃんとコントラにある権限を行使していて、それを楽しんでいる。」
「私たちがあくまでもテナント…」
「すぐに何かをするつもりはないよ。計画を考えて言うんだ」
「キャロルさんの目がハゲワシのように怖りよ…」
「ハゲワシ?」
「この間、ル・デスフォージで見た図鑑にあった見た目が怖い魔物だ。あ、また話がまたしてもわき道にそれた」
「ところで、ジェニーちゃんの翼には炭火の灰がついているよ。」
「ともかく、人生は後戻りせず、前進するもんだわ。そして、物事は決して以前のようにはならない。そのことに腹を立てることもできるし、事実を受け入れることもできる。」
「ティボービル西高は魔王をオペラ脳にする。あそこに進学しに行かなくてよかった。」
「あ、こんな機会があったら、勝手に残りの材料でピサを焼きたいなぁ。キャロルさんは教えてくるのだろう?」
「ジェニーちゃんを料理させる方が告解室に行くべきだね」
「万が一私が一番料理人になったら?とりあえずやったほうがいいじゃない…お客様、こちらは営業しておりません…はい?連邦警察?ここを封鎖したい?」
「奇跡が共にあらんことを」
キャロルさんが落ち込む少女に手を貸してピサ屋を出させました。




