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第2½章
少女が学校すみっこの陰にある部屋に近づきましたら、部屋の中から声が届いてきました。
「片思いはつらいわ」
「待って、慈悲を懇願しても、泥棒である事実は変わらない。」
「私はただ、このガーデンにある石を拾って炒め物レシピを改善したいわー」
「オッケー、シアナさん、先の対話を通じてもう知った。私たちは演劇に適性がないってこと。普通の合言葉なら数秒間で済むはず。それと、あなたのシンメイさんの真似が下手だわ。話を戻して、ブリンジーのことはどうやって終わらせるのかしら?」
「真の姫が何とかすると思う」
「憲兵がその「姫」のやったこと調査していると知っている?私のアンフォマテールから得た情報だわ」
「アンフォマテール?何の連邦機構のエージェントかよ」
「彼女を100%信頼している?その馬を信しるべからず 」
「幸運は勇む者を好む」
「それがいいなら…」
「待って、うちの秘密基地を他の人に教えるなよ」
「あ、バカシアナはここにいるか?今日は宴会のオーダーがあるわ。馬小屋のル・クシェさんにイプシロンセット 20人食だわ…」
「うちのナイトメアを召喚しやがって、覚えろや」




