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負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
第13話 前
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第5½章

クラプ(crap)!…このゴブリンめ!」

「チェックメイト!はい、翼っちの負け、早くそのパンをくれ」

「まさか早く昼休みに入っても、こんなことに時間を浪費するなんて、悔しいわ」

「それはメイっちのせいだ。メイっちが弁当とかを持ってこなかったから、うちがこのパンを第二の選択肢としているんだ」

「そういえば、先からシンメイさんが見当たらないわね…ボーマノワールさん、こっちだよ」

ボーマノワールさんが大量のパンを持って小走ってきました。

「あの…シアナァ…パン、たくさん買ってきた…」

「私は失礼するわ」


少女がボーマノワールさんの傍を通る時、低語しました。

「我が戦友よ、お楽しみにしているわ」


「翼っち?…パン、全部でもいい?ありがとうー、いい天気だね…午前の授業はどうだった?難しい問題があった?分からないことがあったら、このグネル教授に任せていいぞ…」


「うん、計画通りだわ」

少女が建物の柱の後ろに身の半分を隠して二人を観察して、かけていない、存在しないメガネを軽くくいっと上げました。

「でも美味しそう…」

少女のよだれが少しずつ床に落ちていきます。


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