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第7½章
「朝早く日が昇ってから7時間も並んでいるのに、そのまま帰らせるつもりなのか?」
「うちの警察署はとても忙しくて、1日に130人以上対応しなければならないんだ。あんたより多く辛くない?」
「お「疲れ様」 」
「とにかく、ここでは受付できない。次!」
少女が警察署に入ってすぐ、くいくいと怒りがこみあげる男の人とぶつかる所でした。少女が男の来る方向に行って、指を弄る女の人と面しました。
「ミローさん?元気になったね。仕事、お疲れ様」
「今日も暇だったよ。私はただここに置かれる需要があった。」
「あの時、どうして古らしき魔法で銃弾を止めてくれたの?」
「憲兵で配られた装備じゃ間に合わないから。虎穴に入らずんば虎子を得ず」
「礼を言うのは遅すぎるかもしれないが、ありがとう」
「魔王…ド・ルプレイヌ=ド=メのお嬢さん…」
「何故涙が出たの?」
「目が刺激されただけだよ…ラ・シテの友達が持ってきた新しい香水にアレルギーがあるかも…」
「ところで、ボーフィルさんがいるかしら?小切手を取り返してきたの」




