幕間8-1
2人は行動機械に乗って、でこぼこな圧雪の道を通っています。
「なんでこんな日に雪かきする人間はいないのだろ」
「週休三日制のおかけだわ。この国で住宅は基本的に無料だし、医療も教育も無料だ。」
「でも、やっぱり生活水準が低くて、不便じゃない?」
「ある国で1000万人に1人しか人間扱いされていなく、残りは消耗品か食料だったら、それら人の生活水準はもちろん非常に高いことだわ。」
「そうかも。燃えろ !」
「なになに?その火焔「魔法」でも使いたいかしら?加速して通過すれば平気じゃない?」
「あ、いや、怖い、早くおろしてー」
「速くほうがいい?とてもいいわ 」
2人は購買販売組合(снабженческо-сбытовой кооператив)に足を運びました。
「ここは明らかに天国ではない。 どんな人間で長く住んだとしても、結局、選択肢の少なさに悩まされる。鴨の首ってなんだよ」
「家禽類の肉である限り、神様に感謝としか言えないわ。まあ、少なくともネズミの頭を使って鴨の首と見せ掛けることはしていないようだわ。」
「ねぇ、ロースステーキを買おう?冷蔵ショーケースはどこ?」
「西の社会はいつも崩壊しかけていると、いつも大人から教えられたけど。あなたの言動から見たら、かなり豊かな生活を送っているじゃないかしら?ますます長野崎に興味が湧いたわ」




