表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
第10話 後
149/322

第11½章

少女が魔王城に戻ったら、レタヌールさんが魔王城の壁に沿って登ろうとしています。1階の窓には、嘔吐したあとが付着しています。

「やがて遠くの地平線に、粘り強さの勝ちを見たわ。」

少女がレタヌールさんを無視して魔王城に入ろうとしていますが、宙から呼び止められました。

「あ、おかえりなさいませ、お嬢様」

「とにかく降りて」

レタヌールさんが猫のように降りてきました。まっすぐ立てずに、ゾンビのようにふらふらしています。

「私はどうしたらいいかわからなくて、そわそわしていた。これ以上の展開を見ないためには、逃げるしかないように思えた。」

「明日で掃除しましょ」

「人生にいくつの明日があるのか?乾杯!」

「また明日ね」

魔王城のどびらが戸締りされました。


少女がシャワーを浴びて着替えたあと、ふたたび魔王城のとびらを開けました。レタヌールさんが地面にくの字で寝そべっています。

「酒臭い…」

少女が何とか引っ張って、レタヌールさんを魔王城の中に引き入れました。

「魔王を倒すぞ」

「もう無理、おやすみ」

レタヌールさんが魔王城のホールの真ん中に置きされました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正文をご覧いただきありがとうございます。お気に入ったらブックマーク、評価、感想よろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ