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負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
第10話 前
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第7章

「あら、ルプレイヌ=ド=メの(la )(Pucelle)さんじゃない?」

「あ、モニックさん、また会ったのね。数学の授業の時にすまなかったわ。聖女って、ラザニアを食べるから?ボーマノワールさんとランチを交換しただけだよ。シアナさんのことを教えたプレゼント…本当に私って秘密を守らない体質だわ」

「初対面の人を3万リンジーで保釈してあげた行為は、聖女がすることと言えるだろう。魔王城はどうするかしら?」

「それは…というか、ボーマノワールさんは?」

「テンダム自転車の搬出作業に腰が折れるなんて、冷めるわ。ところで、数学の先生に魔導学クラスの宿題をコピペした時のあの「魔王だから細かいことを気にしない」…ちょっと抜けてる悪役のフリ。(la )笑い芸者(comédienne)に転換したらいいくらいだわ」

「そして魔王城でサーカスを開く?それはありがとうね。魔王城ランドの専務さん。火の輪くぐりにも兼任したいかしら?」

「わからないの!?あの人の所属するラ・シテの衛兵隊に損害賠償請求が送れるのだわ」

「それ、誰から聞いたの?」

「話しかける気がなかったけど、数学の授業の時に…まあどうでもいい、シアナが聖女を助けてほしいって頼まれたから…」

「いい一手だわ…ちょうど市長らの連署を持っているの、使い回しにしてみるわ」

「感謝の言葉は?…まるで、悪しき世襲制が凝縮された光景ね…」


「そろそろ戻ってきてくれねーか…限界なんだよ…」

ガリポーさんが自分の腰に腕を回して支えて現れました。


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