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負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
プロローグ
14/322

第10章

「シュウマイ♪」

「シアナって、そんなにシュウマイが好きなのかしら、なら今度私の特製シュウマイを作ってあげようかしら」

「シュウマイ最高♪」

「シンメイさん、シアナさん、今日こんな遅くまで付き合ってくれてありがどう」

3人が夕焼けを浴びながら街を歩いています。


「姫様って一人暮らし?晩ご飯、一緒にしない?天気もどんどん熱くなったし、今日店が営業しない分、食材はまだ残っているよ、明日まで立てないかも」

「シンメイさんが言うならいいよ」

「△〇☆♪」

「うるさいっ!続けて歌ったらシュウマイは無しだわ!」


3人がTchi Hauの正面ドアに着きました。

「えっと、鍵が…ポケットにないのね」

「ええっ、うちのシュウマイが…」

「シンメイさん、レイトさんの所を出たとき、まだ鍵が残っているわ。カチャカチャの音が聞こえていたの。もしかしたら誰かが憲兵さんに届いたのかも、憲兵さんを探そう」

「だろうね、姫様、一緒に行こう」

「ううっ、シュウマイが…うちを待ってよ」


3人が数分道沿いを歩いたら、憲兵スーツを着ている男の人が夕陽を眺めていると見えました。

リョネル(Lionel)さん、この辺りに鍵が見つかっていませんの?」

「おっ、シノワ料理屋のカクさんだね、どんな感じの鍵か?」

「カートゥーン風のキノコのキーホルダーが付いていますの」

「ピンポン!あたり!先ほど誰かが届いて来たよ。コーヒーを買って警察署に戻って遺失物書類を作成しようとしたが、これは手間を省いたな」

「シュウマイ♪」

「ユージェちゃん大丈夫?また魔王(Château)(Démoni)に住み続けるつもり?今日の雨も大変だったよね、嫌でなかったら僕の家に来てもいいよ」

「大丈夫ですミノ(Minot)さん。お気持ちはいただきます」

「あははっ、僕、最近連勤が多いし、居所にほとんど帰れなかったんだ、本当にユージェちゃんのために考えてたよ」

「シューウーマーイー! っ痛ってば」

「晩ご飯カルボナーラパスタにしよう」


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