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負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
幕間5
134/322

幕間5-1

神様にかじられたリンゴのように、誰にでも欠点はあります。神様がその香りを特に好みのあるからこそ、より欠点の多い者もいます。


峰室のある団地の一室で、女の子が家に帰ります。

「清( Joroy)(delas )!」

玄関に入ったら、女の子とそっくりのもう一人の女の子が、箸より太くて黒い棒を持って変な言葉を繰り返しています。

ばか(Riditerlig)ばか!」

女の子が自分のそっくりさんに棒を指されました。

自分が有線テレビを契約しないが、女の子が一瞬、町のレストランで有線テレビでよく見かける戊蔵(ほさし)特別市のドッキリ番組でもこの僻地まで来ると思いました。

「忘却の魔法が効かない?あれ?今日学んだばっかりなのに…」


「それ、魔法かしら?そんなに簡単で魔法が使えるのなら、極東の研究所の連中はみんな失業して、朝張(あさばり)あさばりの鉱場で働きされたわ」

ついにツッコミをしてしまった女の子が、自分のそっくりさんが着た制服に “五月原”の名札が縫われています。

「私もサツキガワラだわ。親戚といっても珍客だもの。峰室まで訪ねて来たら、先に手紙と電話をくれたらいいのに」

「峰室?長野崎じゃないのか?」

女の子がすでに他界した萩内(はぎうち)教授が提出した他世界干渉仮説を思い出しました。

先に別の研究の職で採用されなかったら、興味深い萩内教授の研究を引き継ぐのでしょう。

「ねぇ、これからいう事は信じがたいかもしれないけど…」


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