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負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
第9話
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第1章

レグヴァンさんがル・デスフォージに入ろうとした姿は少女に見られました。

「悪魔的な才能を持った人が…」

レグヴァンさんが少女を避けようとしていました。

「初めての方はこんにちは。そうでない方は初めまして。悪魔だわ。それに魔王だわ。」

「翼と苗字さえ変わったら一般人のくせに…」

「心の友と思ったのに、間違ったわ…」

「あたい、魔王姫の都合のいい友じゃねーつーの」

「この世界、誰でも簡単には触れることができるし、存在すると結論づけることができるのだろう。私は自分の人生の意味を魔王の末裔に託していたが、またしても自分自身の浅はかさを痛感したわ。」

「バカね…大切なのは血統だよ」

「魔王の血統であっても、生活は平常通りじゃないかしら?魔王でも、ラ・シテの議会の連中でも、空の真上に向かって走る汽車を生み出せないわ」

「裏を返せば、もし世界が不条理であるべきなら、このようなことはすべて世界の常識ということになるだろう。心配していることに問う気持ちがないけど、希望を持てよ。心から希望の存在を認めれば、何でもできるわ」

「希望… 」

「"希望 "という無限の力を秘めた言葉は、この狂しさと有限の世間に響き渡れるの。人生に意味を与え、そして裏切ってあげていいわ。」

「ありがとうね、モニックさん…すっきりしたわ」

「お助けキャラになってあげると言ったじゃないかしら?」

「それはそれで…でも、モニックさんの言ったこと、結局受け売りじゃなくない?それ、読み終わって古本として売るつもりかしら」

少女がレグヴァンさんの持っている本を指します。タイトルに「岩の(Le Mythe )( de le )(rocher)」が書いてあります。

「それは…」

「それに、その無駄かねがかからなかったらよかったわ。大学側の図書室にあったよ。貸し出しもできるの」

「とにかく!助けられたんじゃない!って感じでぜぇーーんぜん嬉しくもなんともないんだから!」


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