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負の資産魔王城は財産放棄か?民事再生か?  作者: ださいやさい
第8話
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第2½章

「キャロルさん、おはよう」

「あ、ジェニーちゃん、交代するよ…ところで、ジェニーちゃんも上がったら新聞を見た方がいいよ、だってジェニーちゃんが新聞に載ったし」

「わかったわ…でも一体…ヤーノスさんだったのか…ありがとうキャロルさん、見ておくよ」


少女が自転車を乗ってジャン・ジョレ広場を通る途中、レベスクさんに呼び止められました。

「ちょうどよかった、ド・ルプレイヌ=ド=メさん。売り残りがあるから、1部あげるよ…いいなあ、私も一度新聞に書かれたいなのよ」

「…レベスクさん、ありがとう…けど新聞の話題にされると困るわ」

少女が新聞をもらいました。1番目の特集のタイトルには

自由に(Ne me )しないで(libérez)くれ( pas ,)私が何とか(je m'en)するから(charge.)

と書かれています。


「ヤーノスさんってすごいだわ…本人が読んだとしても、涙が出るくらい、悲しい感情を煽っている文字が踊っている…」


「この世界にはきっと善があり、そのために戦う価値がある…」

我を忘れるまま、いつの間にか夕陽が少女の顔に照らしました。


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