第10章
男の子がラングラード川沿いで座って川を眺めたりして手紙を書いています。
「…空は湖と海の鏡、だからこんなに青いのだとよく思った。ラングラード川沿いに黄ばんだ落ち葉が浮かび、その葉は水面に垂れ下がり、風が落ちてくるのを待っている。僕はここに座って、静かにあなたを待っている。 時間は、あなたが私にくれた思い出を壊すことはできないけれど、光陰矢の如しで、気が付けば、僕は変わっていた。
「僕は中学校が好きではなかったが、あなたに会って以来、一日おきに、私は行くようになり、その後さらに毎日行くのをやめることはできなくなった。あなたを見て喜んでいることだった。未だに記憶に残る欠片に、2月の終わりの春近しの日、僕たちは並んでジュール・ラヴォー街道を歩いたことだった。ソテツの木はドラムの芽、愚かな外観の枝、そして僕たちは、古馴染みのように仲が良いことだった。僕たちは手をつなぐまで一晩中話をし、もう夜が明けようとしていた。
「あなたは私を極度の落胆と否定と退屈の人生から救ってくれた。 あなたはほんの少しの言葉で私の灰色の意志を目覚めさせ、あなたの言葉は私に計り知れない勇気と孤独を与え、私の人生のために戦ってくれた。しかし、あなたは貴族、僕は平民。僕の都合によってあなたに不利益を与えることは、決して僕の望むことではない。そして、僕は過去を灰にして、新しい人生をやり直したいと誓った。そこでは物質的であっても、未知の新しさや挑戦もたくさんある。あなたのことを欲しくていられないが、魔王らしい敬われるように遠いところでサポートする。あなたが今何をしているかは知らないが、会いたいよ。あなたの返信に何度もキスをすることを期待しているよ。
「恥ずかしい…」
「五月ちゃんに届くことは…ないだろう…」
男の子が手紙を丸めました。




