君の思い通りにしてごらん!
僕は、途轍もなく後悔している。
彼女に僕はこんな事を言ってしまったからだ。
【君の思い通りにしてごらん!】
僕の言葉に、良く思った彼女は? 僕にこう返してきた。
【本当に、私の好きなようにするよ! だから、どんな事でも
ちゃんと受け止めてね!】
【・・・ううん。】
・・・彼女とは付き合って1年、同棲を始めて3年の付き合い。
僕がこういうまでは、何もかも彼女と上手くいっていると思っていた。
それが、あの言葉を彼女に言ったがために、彼女の態度も一転する。
毎日、僕が仕事から帰って来ると? 彼女が家でご飯を作って待って
いてくれたのに、今は家にも居ない。
ご飯どころか? 家の事も何もしなくなった。
今までだったら? “女友達とご飯食べてくる”と僕に言って
遊び行く事はあったが。
今では、“男友達とご飯行ってくる”と僕にストレート言って
遊びに行くようになった。
僕が、彼女にダメだと怒ると? 彼女は逆ギレしてこう言うんだ!
【貴方が、“君の思い通りにしてごらん”って言ったんじゃない!
だから、好きにしてるのよ!】
【だからって、男が居るのに遊びに行っていいよって言う彼氏が
いると思うか!】
【ここに居るでしょ!】
【・・・・・・】
僕が軽い気持ちで彼女に言った言葉は、いいように彼女が解釈して
僕に戻って来た。
彼女の日頃の鬱憤が、ここで爆発してしまったのかもしれない。
僕だって、彼女を自由にしてあげたいとは思うけど、、、?
僕の制御は、ちゃんと僕自身が制御できるけど。
彼女の制御は? 制御不能になる恐れもあって自由にさせてあげれ
なかったのもある。
彼女は、自分に甘いから【好きにしていいよ】と僕が言えば...。
こうなる事は分かっていた。
それを何故、僕はそうしてしまったのだろう?
分かっていたのに、あんな事を言ってしまうなんて。
彼女が家に居ない間は? 彼女の携帯に何度もLINEを送るけど?
既読スルーされる。
見てるくせに、返信してこない。
その頃彼女は? 友達を集めて飲み会で騒いで盛り上がっているのだろう。
僕はその頃、仕事帰りに買ってきたお弁当を一人で食べているところだ。
飼い猫のヌンちゃんにご飯を食べさせながら僕の愚痴を聞いてもらう。
彼女は、夜中ベロンベロンに酔って友達に連れられて家に帰って来る。
僕は眠っている彼女に愚痴を言いながら、彼女をベットまで連れて行く。
こんな生活がずっと続くなら、僕は彼女と別れた方がいいんじゃないか
と真剣に思うようになっていた。
*
・・・数日後。
彼女が、僕に真剣な顔でこう言った。
『もう十分遊んだから! 元の生活に戻るね!』
『えぇ!?』
『貴方が君の思い通りにしてごらんって言ってくれた時、これが最後だな
と思ったの! これからは貴方の奥さんになる為に努力するわ!』
『・・・ううん。』
『ずっと、何も言わずに我慢してくれてありがとうね。』
『・・・あぁ、』
彼女の言葉を聞いて、僕は彼女の方が一枚上手だったと気づいた。
何もかも、彼女は分かってしていた事だった。
僕と結婚して、家庭に入れば【自由】はなくなる。
だから、最後に好きなだけ遊びたかっただけなのかもしれない。
そんな事も、僕は分かってあげれなかった心の狭い男だ。
それでも今は、幸せな生活が送れている。
このままずっと、この時間が続くといいのだけど、、、!
最後までお読みいただきありがとうございます。




