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カードゲーム世界で始める下克上  作者: 風祭 風利
第一の章 今の世界を知る
53/262

ショータイム

幕間その一となります。

『魔法カード(インタラプト):怨霊の怨み言 レアリティ 桃 コスト9

 相手のインタラプトカードの使用を宣言したときに発動。

 手札のモンスターカードを捨て場に送ることで相手のインタラプトカードの効果を無効にし、破壊する。』


『モンスター:トランパー レアリティ 水色 コスト 3

 種族 アンチマン

「召喚時」相手の手札をランダムに1枚確認する。』


『領域カード:天空の滑走路(スカイランウェイ) レアリティ紫 コスト5

 このカードが存在する限り、「鳥獣族」、「機械族」を攻撃対象に選択できない。

 このカードが存在する限り、自分フィールドに「鳥獣族」、「機械族」を1体しか存在できない。』


『装備カード:簡易飛行装置 レアリティ 水色 コスト5

 このカードを装備したモンスターは、1ターンに1度、相手モンスターの攻撃を無効化する。 ただし、この効果は3回使用した時、破壊される。』


『魔法カード:大地の壁(ガイアウォール) レアリティ 桃 コスト10

 このカードを発動してから5回まで、コンバットタイム時の相手モンスターの攻撃力を半分にする。』


 とりあえず朝のルーティングも終えたので、デッキの調整もしておくことにする。 ファルケンとの戦いでインタラプトカードのインタラプトカードの存在を手に入れたので、これを活用してデッキをしておこう。


 銅レア以下


 ハッキングバグ×3

 歴戦の狩人

 不死の傭兵

 デジャヴィジョン

 インファイトラミア

 湿原に住まう民族

 ドリルクロウ

 強襲竜

 ウィッチロード→怨霊の怨み言

 雨降りにさ迷う少女

 エレクトリックドラゴン→エアーフライトプレイン

 サーカス団のピエロ×3

 キッキングホークス

 マジシャンドール×2

 エイリアン・イン・ザ・マン 

 バンブーナイト

 ウェスタンヒーロー

 カーテン・ザ・マント

 発射装置付きレイピア

 染み渡った晴天


 銅レア

 エンジェルビー

 エクステンドガーディアン

 サイレントマスター×2

 バーニングマン→ダウナーな音楽家

 リカバリードロー

 ウィークリーポイント

 ツギハギの折り畳み盾


 銀レア

 トレント

 怪盗ハンドスティール

 トライアングルヒール

 リターンアンドドロー

 奇怪人ダーティピエロ

 死水霊

 整合判定区間


 金レア

 ヤマタノオロチ

 希少価値の発掘


 今回はこのような感じになった。 怨霊の怨み言以外での変更カードはこんな感じだ。


『モンスター:エアーフライトプレイン レアリティ 桃 コスト9

 種族 機械族

「戦闘時」このカードの攻撃力よりも体力が高いモンスターしか攻撃できない。 このカードでダメージを与えられた相手モンスターが破壊された時、戦闘ダメージは、通常ダメージの2倍となる。

 ATK 7 HP 18』


『モンスター:ダウナーな音楽家 レアリティ 銅 コスト13

 種族 芸術家

「相手戦闘時」相手モンスターの攻撃力を6下げる。 ただしこの効果は「機械族」、「竜族」には通用しない。

 ATK 12 HP 16』


 エアーフライトプレインは自分では破壊できないものの、他モンスターの手助けをしてくれる。 しかもこの場合の通常ダメージとは、本来最初のモンスターが破壊できなかったモンスターを次のモンスターが破壊する場合のダメージは半減されてしまうのだが、このモンスターが攻撃した後に破壊した場合、ダメージは普通の差分のダメージになる上にその2倍のダメージを叩き出せると言う、考えればとんでもないモンスターなのだ。


 またダウナーな音楽家は相手の攻撃力を下げる効果を持っているが、単体でも十分に発揮してくれる。 ただし竜族には効かないようなので、ベルジアと戦う際に注意するくらいだろうか。 今のところは。


 朝ご飯を食べる事にしても色々と分かったことがある。 この世界では一部を除けば、小麦粉が主流で、パン食が多かったけれど、やっぱりと言えばそうなのだけれど、ふっくらとは仕上がらない。 パンにとってイースト酵母とは、切っても切れない縁のようだ。


 それにファルケンは卵が食べられないらしい。 生でも火を通しても、だ。 無理に食わせる道理はないので、ヨコッコ達の卵は保存用と調理用で分けることにした。 ファルケンに理由を聞いてみると


「これから産まれてくるかもって思う物を食べるのは、生理的に受け付けないんすよ。」


 とのこと。 それなら魚卵も駄目だなと思いつつ、鶏肉を食べるのは大丈夫なのかと聞いてみた。


「そっちは問題ないっす。 共食いと言われても、食えるもんは食えるっすので。」


 らしい。 まあ鳥は雑食だし、調理されているなら、問題ないのかもなと、朝食を食べながら思った。


 朝食を食べ終えた俺達は、ドーホース達を走らせ、ホセラーニへと続く山までの経由領地の1つ、「ワラミロ」という領地についた。


「ここでは特になにもしなくていいんだよな?」

「あぁ、イークスが主体の領地なので、私達がここの長と会わなくても、何ら関係は無い。 むしろ変なトラブルになる前に、ある程度の装備を整えて、次の街に行く方がいい。」


 ベルジアの言い方はちょっと刺があるようにも感じたが、そこまで言うならお店を見て回って、今後の旅に役立ちそうな物を買っていこう。 チラリと銀行も見えたし、足りなくなりそうなら出せばいい。


 そんな感じで街の中を歩いていく。 ちなみに街を歩く時に、亜人として煙たがられ無いように、ゼルダには手袋と長めの靴下。 ファルケンはフード付きのローブを着せている。 ファルケンの場合は流石に顔までは見られないだろうと思うが、念のためだ。


「過保護過ぎるような気もするがな。 隠している方が怪しまれないか?」

「俺達人間側が3人顔出ししてるんだ。 ただ見てくる分には問題ないだろ。 それに聞かれたら素直に「亜人ですけどいいですか?」って聞き返してやればいい。」


 反応でどうか確認するのは問題じゃない。 だが証拠を見せるだけならまだしも、亜人といるからという理由だけで処罰を受けるならば、その時はまた考えるだけの事だ。 面倒は嫌だが仲間を馬鹿にされるのは、そもそもの話が違う。 そんな感じだ。


「セイジがそれでいいなら、私はなにも言わない。 私とて、亜人を悪くは思いたくはないのでな。」

「ご主人様。 あそこになにか、見えますよ。」

「何をやってるんだろ? 行ってみよう。」


 俺達5人は、アリフレアが気になったという場所へ歩いていった。


「さぁ! 私と戦ってくれる人はいないかしら!?」


 この街で設営されているであろうステージの上に、ヒーロースーツに身を包み、目元にマスクをした、茶髪ポニーテールの少女が、叫んでいた。


「そこのあなた、私と1戦、どうかしら?」

「あぁ? なんで女と戦わなきゃいけねぇんだよ? 他を当たりな。」

「連れないわねぇ。 今は女の子だって、カードゲームで遊べる時代よ? それとも、女の子となんて戦えない何て言う軟弱者なのかしら?」

「けっ! 女は負けたら泣きついてくるだろうが。 それにそんな恥ずかしい格好をしている奴と、誰が戦うってんだ。 全身の映る鏡で見直してこい、間抜けが映ってるからよ。」


 そう笑っているが、その少女は全く挫けない。


「ふーむ、完全な偏見が混じっている発言だな。」

「うん。 ボクやアリフレアだってデッキは持ってるんだ。 誰が戦って関係無いと思うんだけどなぁ。」

「人族でも差別ってあるんすね。 あれは差別とは言わないだろうっすけど。」


 ベルジア、ゼルダ、ファルケンとこの光景に色々と言っている。 しかしそこまで「女が戦ってはいけない」というのなら、証明してやればいいだけの話だ。 戦う相手がいなければ、証明もなにも無いけれども。


「ご主人様。」

「ん? どうした? アリフレア。」

「あのお姉さんの、力に、なってあげて、下さい。」

「え?」


 アリフレアが意見を、しかもあの少女のためと言った。 まさかアリフレアからそんな言葉が飛んでくるとは思わなかった。 でもアリフレアはこの1ヶ月で様々なものを視てきた。 そのアリフレアが言うのだから、ここは期待に応えてあげてもいいかな?


「セージさん。 行くのかい?」

「止めるか? ゼルダ。」

「・・・いえ、偏見を見返しに行ってきて下さい。 ボク達も見守ってるので。」


 そうゼルダに言われて、俺はAI領域に入れるサンバイザーを目元に掛けて、ステージに走った。


「全く、度胸が無いのかしら? 誰か私と戦ってよ。」

「俺が相手をしてやろうか?」


 そう言ってステージに飛び乗って、相手と対面をする。


「ようやく来てくれたわね。 私を楽しませてくれるのかしら?」

「それはやってみないと分からないな。 そのためにこんな大舞台にいるのだろう?」

「それもそうね。 そのゴーグルをしているってことはAI領域には入れるのね。 早速始めましょう?」

「ああ、お望み通り、楽しいショーにしてやろうぜ。」


 そう言って互いにディスクを構える。 なんか周りの観客が言っているが構うもんか。 俺達でこのショーを盛り上げてやるぜ。


「「さぁ、劇場の幕開けだ!!」」

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