第二章 第参拾参話 剣聖斬入
【剣神と初代六神刀の強さ】
(#ー#)ところで前からおもってたんだけどよお。
(・▽・)はい?
(#ー#)剣神や初代六神刀ってどれくらい強いんだ。
(・▽・)そうですねえ。まず剣神は別格です。
(#ー#)そりゃあな。伝説的にもヤベエし。
(・▽・)因みに短期決戦なら【剣天】は互角です。
(#ー#)ん?短期?
(・▽・)剣天さんは病弱なので長時間戦えなかったのです。
(#ー#)なるほど。で?
(・▽・)他の5人はその少し下ですね。因みにその7人でバトルロイヤルしたらどうなるかと言えば、わからないとだけ。まあ剣神が勝つかな?多分。
* * *
「「「……」」」
本日もう何度目かわからぬ絶句だった。
本人?そんな馬鹿な。生きていたとしてもかなり高齢のはずだ。
150は超えているだろう。
そういう風にはとても見えない。
どうみても十代後半にしか見えない。
だが、今まで見せていたあの剣技。
アレを見ると、信じざるをえない。
初代の六神刀達は皆凄まじく強かったそうだ。
「そ、そうか」
「疑っていますね?まあ当然ですよね。あれから結構経ってしまったようですし」
キーリが言った。
心なしか悲しそうだった。
「ところで質問される側なのに、質問をしてしまって申し訳ないのですが、今は新西暦何年でしょうか?」
「……1XXX年」
グレスが答えた。
その答えを聞いたキーリは。
「そうですか……。すいません、質問どうぞ」
暗くなったが、すぐに雰囲気が元に戻った。
質問を促す。
「何で魔物になってたんだ?」
「自分でもよくわかりません。旅の道中に倒れ、そのまま意識を失くしました。その後、気づいたらあの鎧の中に。まあまだ死ねませんでしたから」
どうやらわからないらしい。
———残留思念が魔物にでもなったか?
グレスがそう結論づける。
「あんたは何がしたいの?」
「約束を果たしに」
グレス第3の問いの答えにキーリは答える。
シンプルな答えだった。
「約束?」
「ええ。決闘の約束を。ですが彼はもう……」
悲しそうな顔になった。
おそらく「彼」とやらは生きてはいない。
どうやら約束が果たせそうにないのを悲しんでいるようだ。
「で?どうするの?これから?」
グレスが聞く。
人の形をしているが、相手は魔物。
どうなるかわからない。
それに先程から嫌な予感がする。
「そうですね。では」
キーリが言葉を切る。
そして、両手を鳥が翼を広げるように伸ばす。
手に2本の剣が握られた。
「「「!?」」」
驚く3人。
だが動けなかった。
凄まじい殺気と威圧がキーリから放たれる。
「八つ当たりをさせていただきます。ああ、安心してください。殺しはしません」
物騒な言葉を言い放つ。
地獄が幕開けようとしていた。
【先生の名言 その4】
(・▽・)ゴリラさんの要望で少し物騒なの行っきまーす!!!
(#ー#)ヤメロー!!!
(・▽・)ではどうぞ!
クロト。人の命は地球より重いだの、悪人の命でも大切という言葉があります。ですが、それは所詮戯言。この世には殺さなきゃならない命があるのですよ。だから私は殺人を肯定します。
(#ー#)物騒なのぶっこんだな。オイ。




