第二章 第弐拾参話 戦闘開始
【初代剣帝】
剣神6人の弟子の1人です。
攻撃力は6人中最強です。その一撃は生半可な防御すら叩き潰します。
自分の身の丈以上の剣を使ったそうです。
かなりの馬鹿力だったそうです。
炎のように暑苦しい人だったらしいです。
閑話休題。
「ところで先生」
「ん?」
さっきから気になっていた事をルーナリアが尋ねる。
「その魔物、どこにいるかはわかってるんですか?」
手あたり次第探しても意味がない。
時間を浪費するだけだ。
「一応サイラスが発信機仕込みの弾丸当てたから、どうにか追跡はできる」
「そうですカ。その位置ハ?」
リンネがグレスに尋ねた。
「そろそろ、発信機の反応が付くはz……」
端末を覗き込む。
そして、黙り込む。
「「?」」
疑問符を浮かべる2名。
と、その時。
「……反応はここだ!戦闘準備!」
グレスが叫ぶ。
その直後。
チュドーーーン!!!
何かが落ちてきた。
白金の鎧騎士。
目標の魔物だ。
傷は癒えたようだ。
* * *
いきなりの襲来。
動揺は一瞬。
「チッ、『斬撃魔王』」
「左腕・剣腕創成」
間髪入れずに動く3人。
剣士2人の……匠と帝の称号持つ2人の剣士のジョーカーが発動した。
グレスはロングソード。装飾も特にない無骨な剣だった。
具現型のジョーカーだ。
剣士の彼にぴったりの能力である。
だが侮るなかれ。
この剣は剣士にとって最大の欠点を補える彼の切り札である。
リンネは左腕が変形する。全体的に白く、爪が尖った鋭角的な異形の左腕になる。
融合型のジョーカーだ。
異形の腕が見えないナニカを掴む。
剣使いにしては可笑しい能力と思うかもしれない。
だが……この腕の能力とスキルは彼女とよく噛み合っているのだ。
【初代剣皇】
剣神6人の弟子の1人です。
トリッキーな攻撃を得意としており、手を使わない剣技を得意としています。
短剣を武器としていたそうです。
根暗で陰湿だったらしいです。




