第二章 第拾弐話 過去回想
【魔力の付与】
魔力を自らの身体や武器に付加する技術です。
魔法使い成りたてでも使える初歩の初歩の技術ですが、これ完全に使いこなすのは難しいです。
純粋な付与でできることは「攻撃強化」、「防御強化」、「速度上昇」、「自己治癒強化」、「感覚強化」位ですね。そして、魔力付与したものを突破するには魔力付与したもの、もしくは魔力を使って出来た物でなくてはなりません。
因みに「攻撃強化」と「防御強化」は難易度は低めですが、「速度上昇」は魔力操作の精密さが必要なので難しいです。壁に激突してシミになったら悲しいですし。
因みにこの魔力付与の強化ですが、白魔法の強化に比べると劣ってしまいますが、発動はコッチの方が早いですね。
クロトやリンネ、愉快な仲間達……特に心友と盟友は得意中の得意ですね。
それと付与可能な武器は近接武器と弓矢系です。銃火器の弾丸には無理です。
クロトの説得が続く中、ルーナリアはディーネに尋ねた。
「クロと先輩も登録してたんですか?」
「まあね。クロはランクアップかなり苦労したんだってさ」
「?」
頭上に疑問符の浮かぶルーナリアにディーネが説明する。
何でも最初にギルドカードを作成した村のよそ者差別が酷く、依頼品のピンハネや嫌がらせ、クエスト受注拒否などをされ、闇討ちにされたこともあるらしい。
……ちゃんと報復したらしいが。
因みにクロトの座右の銘の1つは「やられたらやり返す。倍返しだ」である。
極め付けは。
「簡単な薬草取りのクエストで竜王山に行ったんだって」
「「は!?」」
竜王山。
最強クラスの魔獣である「竜」が大量に住んでいる場所。
さらに「王」と呼ばれる魔獣の内の一体がここを縄張りにしている。
危険なので立ち入り禁止であるうえ、もし立ち入ったとしても命が幾つ合っても足りない。
「本来はすぐ近くにあるはずなのにね、嘘の場所……まああるっちゃあるから嘘ではないけど、そこに行ったんだって」
「そ……それで?」
「無事クエストクリア!」
「「いやいや!?過程は!?」」
ツッコミを入れる1年生2人組。
今ここにいるから無事だったのは分かるのだが、何が起こったのか気になる。
すごく気になる。
「竜に見つからないようにして、クエストクリアだって。途中に親切な人?の道案内や、竜王山の上位竜とのガチバトルはあったらしいけど、特に大きな怪我もなかったみたい」
「そ……そうなのですか……」
「へエ、行ってミタイですネ」
気になるフレーズはあったものの取り敢えず納得する2人。
……約1名おかしいことを口走っていたが。
一方その頃、クロトとギルマスは。
「……わかった。じゃあ、お前さんしかできない指名依頼を出す。それを果たしたら、前のランクからスタートだ。これでどうだ?」
「うーん、この辺が落としどころか?……わかった。それでいい」
話合いはどうにか決着した。
【謝罪】
(・▽・)今回謝罪させて頂きたいことがあります。
(#-#)どうした?藪からスティックに。
(・▽・)おや、貴方からボケるとは珍しい。
(#-#)まあ、偶にはな。……で?
(・▽・)この作品作っていて作者が気づいたのですが……
(#-#)???
(・▽・)設定に矛盾があるかもしれないと言う事です。
(#-#)読者は初心者ってわかっているからある程度なら許容してくれるんじゃないか?
(・▽・)それでも謝罪させていただきます。どうも、すみません(テヘペロ)。
(#-#)謝る気無いだろう!?お前!?……しゃあねえ。俺からも謝らせてもらう。どうもすみませんでした。




