第二章 第拾話 仲良兄妹
【先生】
(・▽・)クロトがよく話題に出す人ですね。一体誰なんでしょうか(棒読み)。
(#-#)……。なあ、これおまえだy
(・▽・)えい♪
(#-#)ギャーーー!!!
* * *
「ごめんごめん」
「本当によく寝ますね……」
「寝る子は育つって言うし、しょうがないでしょ」
「寝たから、こんなに育ったノですカ?」
会話しながら下校する。
そんな中リンネが尋ねた。
「そうだろうさ。いつも寝ているし。いつの間にかこんなに育っちゃって……」
クロトが答える。
1ヵ月前の再会の時は驚いた。
3年経ったらしく、背は伸び、クロと数センチ違いになっていたし、身体つきも女性らしくなっていた。
———昔はあんなちんちくりんだったのに。
隣にいたディーネの肩を掴んで引き寄せる。そのまま顎を撫でた。
子猫のように身体を擦り付け甘えるディーネ。
それを呆れながら見るルーナリア。
いつもの光景である。
それを見ていたリンネが尋ねた。
「御二方に質問しても宜しいでショウか?」
「「何?」」
「なぜしょっちゅうイチャついているのですか?」
———聞いちゃったよこの人。
ルーナリアが内心恐恐とする。
自分含め、野次馬、クラスメイトの誰もがツッコミを入れなかったことなのに。
「そんなにイチャついているように見えるかな?」
「そんなつもりはないけど。まあ制約でもあるしな」
クロトが言った。
それを聞いたディーネがクロトを見る。
「言って良かったの?」
「ん。別に構わない」
制約。現象型のジョーカーの魔法使いに与えられる制限や代償、条件である。
現象型であるクロトとディーネにも勿論ある。
「俺の制約の1つに三大欲求の増大がある。だから沢山食べたり、くっついたりしてるんだ」
「「……。そうだったのか!!!」」
驚く2人。
「「驚きすぎでしょ!?」」
ツッコム2人。
———一体どんな目で見られていたんだ?俺ら?
閑話休題
「今日の緊急下校どう思う?」
クロトが3人を見渡しながら話題を出す。
……ディーネを腕に抱き着かせたまま。
【クロトとディーネ】
(・▽・)この2人は仲良し兄妹ですね。仲良き事は美しきかな。
(#-#)そういうレベルじゃない気がするんだけどな。
(・▽・)因みに血の繋がりはありません。
(#-#)……。
(・▽・)抱き着いたり、デートをしたり、手を繋いだり、アーンしたりしてますね。
(#-#)絶対それ以上してるだろ。こいつら。
(・▽・)因みに彼らがやっていること、全部詳しく書いたら、違う小説投稿サイトに行かなくてはならなくなります。
(#-#)やっぱりそうじゃねえか!?




