第二章 第参話 三位乃事
【雷の型】
極剣技の1つです。
称号は「剣聖」です。
極剣技で唯一2本の剣を使った剣技が特徴です。攻防のバランスが良く、どちらか一方に集中することもできます。技も沢山あります。
技名に「雷」や「電」が付きます。
使い手は今の所本編未登場です。回想編には出ません。悪しからず。
* * *
リンネ・オボロ
1学年にして十傑序列第3位。
接近戦だけなら世界でも屈指の腕前。
だが、彼女はある悪い癖があった。
それは……。
「え、十傑全員に喧嘩を売った?」
「うん。私や会長も売られた」
「私もな」
かなりの戦闘狂らしい。
何でも入学早々、十傑争奪戦に乱入。
そして、
「先代第3位を一撃で斬り伏せたの」
「ワーオ」
何でも名乗りを上げ、正々堂々襲い掛かったらしい。
それで倒した。
さらに、他の挑戦者も全員倒した。
そして、十傑になった。
ところがそれで満足せず……
「十傑全員に喧嘩を売ったの。私や会長にも。私はまあ何とか倒したけど、会長は引き分けだった。他は皆やられちゃった」
「へえ。凄いな」
何でも会長とリンネは相性が悪い……というかお互いの戦法が嚙み合わず、決着が付かず引き分け。
……まあ空中から龍が攻撃と剣じゃ噛み合わない。
ディーネは接近戦もある程度できるうえに、クロトの愉快な仲間達の戦闘スタイルはクロト含めて、近づいて殴るが多いので慣れている。だからこそどうにかなった。
「何で今までいなかったんだ?」
「ああ、彼女ね冒険者もしていて、依頼で魔物と戦ったんだって。何とか倒したんだけど、全治3ヵ月になって入院してたんだって」
説明を聞くクロト。
とりあえずリンネにはまた放課後ということにした。
その後、2人から説明を受けたのである。
「で、クロ決闘受けるのか?」
「殺し合いは受けないよ。でも……剣だけの勝負なら受けようかなって思ってる」
ルーナリアの疑問にクロトは答える。
でも何か忘れているような……?
「……ああそうだ。予言ってなんだ?」
「……ああそれ?」
クロトが嫌そうな顔をする。
ディーネがケラケラ笑いながら答えた。
「あのね、クロはある剣士から言われてるの。お前は六神刀全員と戦うだろうって。リンネさんで一応5人目。後、雷の型の剣士に会ったらコンプリートだね」
「嬉しくねえよ」
げんなりしているクロト。
ああいうバトルジャンキーになぜ自分は目を付けられるのだろう?
「「日頃の行いじゃない?」」
「ハモるな!」
クロトの叫びが響いた。
【陰の型】
極剣技の1つです。
称号は「剣皇」です。
短めの剣での剣技が特徴です。かなりトリッキーな技が多いです。例えば、対多人数や対獣、手を使わない技とかですね。剣を足や口で掴む技が存在します。
技名に「影」が付きます。
クロトも使えますが、先生が使った見様見真似の更にその見様見真似だそうです。それでも精度は高いですね。さすが♪




