第二章 第弐話 黒斗事情
【火の型】
極剣技の1つです。
称号は「剣帝」です。
特徴は攻撃重視の剣で、純粋な攻撃力は流派中最強です。
大剣や大太刀を使います。
技名に「焔」や「火」が付きます。
新キャラであるリンネさんが使います。
* * *
「あー」
クロトが手を頭に覆い唸る。
「どうした?」
ルーナリアが訪ねた。
「いやさ、予言が実現しそうで参っている」
「予言?そういえばあの時……」
ルーナリアは最初の戦いを思い出す。
あの時、剣神の流派と確かに言っていた。
「ソレです。アナタの戦いの映像を拝見サセテ頂きました。あの時使っていたのは抜刀術……風の型ですね?さらに第2位との戦いでは防御主体の剣……山の型を使っていましたね?さらに今も行っている『呼吸』で確信しました。アナタは極剣技の使い手ですね?」
「呼吸?」
話に入ってきたリンネ。
その時に出てきた言葉に頭上に疑問符が浮かぶ。
そこへディーネが耳打ちした。
「剣神の流派ではね、特殊な呼吸をするの。身体機能の強化や自己治癒向上などができるんだって」
ディーネの言葉に納得するルーナリア。
「なるほど。で?」
クロトに疑問を投げかける。
因みにリンネもさっきの質問の答えを待つ。
「わかった。順に話す」
* * *
「ディーは知っているし、ルナには少し話したよな?先生について」
「うん」
「ああ」
「先生?その人が極剣技の使い手ですカ?」
三者三様。
カヤの疑問にクロトは答える。
「そうとも言えるし、そうでないとも言える。先生は模倣が得意でな、どんな技も……物理魔法に問わず自分の物にしてしまうんだ。ある時、陰の型の剣士と戦ったそうだ。んで技を自分の物にしたそうだ。それを俺に教えてくれた」
「なるほど」
「……」
「陰?ですがアナタの剣は?」
納得するルーナリア、なぜか黙り込むディーネ、そして、リンネは疑問を投げかける。
それにクロトは答える。
「だから俺も先生を真似ての模倣がある程度出来る。先生には劣るけど。だから色々な剣士に会ったり、本人達に習った。爺さんの「風」、心友の「林」、アイツの「山」などを模倣したんだ。呼吸もまあ習った。教えてくれた。だから使える」
「納得シマシた。アリガトウございます。教エテくださって」
リンネがお辞儀した。
そして、顔を上げ。
「ああ、脱線してしまいマシタ。今日はアナタにお願いがあってきマシタ」
こういう予感がした。
それは……。
「私と殺し合いをシテくれませんか?」
とんでもないことを言い放った。
【山の型】
極剣技の1つです。
称号は「剣王」です。
特徴は防御主体の剣で、カウンターを得意とします。ゆっくりとしていますが、隙がなく「後手必殺」を掲げています。
幅広の剣を使います。
技名に「山」が付きます。
クロトは見様見真似で使えます。知り合い……というか腐れ縁に使い手がいるので。
因みに風の剣天と山の剣王の2人(初代です)はお互い剣の特徴が真逆で仲が凄く悪かったそうです。




