第二章 第零話 其乃壱 剣客奇譚
【紫橙緑の三重奏 (トリプル・トリオ・トリニティ)】
ヒロインであるルーナリア・ヴァンホーエンのジョーカーです。
具現型の装備系ですね。
形は1m程の3つの結晶で、円に近い紫、三角形に近い橙、四角形に近い緑で構成されています。
能力は結晶1つに魔法が3種(合計9種)登録可能で、ノーコストで複製可能です。更に魔法の威力強化(3倍に強化)の紫、3段展開の緑、3種同時発動の橙となっています。この3つがリンクして登録してある魔法を強化して発動します。単純ですが結構厄介です。因みに登録は数舜位ですかね。
因みに結晶自体も結構硬いです。クロトの盟友さんの本気パンチ3発なら耐えます。え、それじゃわからない?知りません♪ただ盟友さんは愉快な仲間の中でも生粋のパワーファイターです。
* * *
大戦争。
新西暦で起こった最大規模の戦争。
構図は旧西暦で起こった第3次戦争と同じ。
世界vsある国。
だが、戦況はまるで違った。
ある国は世界を相手にして互角に渡り合っていた。
だがその手段は褒められたものではなかった。
村を潰して幻想召喚
人体実験の末、作り出された強化兵士の投入
大量の魔獣を操り、投入
大量の犠牲を払い、魔道具を作る
これらを使うことで互角以上に渡り合っていった。
ところで、戦争は英雄を生む。
その戦争で生まれた英雄の1人にある男がいた。
剣1本で戦場に斬り込んで行く男がいた。
この頃の戦争は重火器や戦車、飛行機に加えて、剣や槍などの近接武器も使われていた。
何せ魔法によっては相性がいい。
弾丸は防御魔法や、感覚強化で防げるのだから。
閑話休題。
その中でもその男は凄まじかった。
千人斬りならぬ、億斬りを成し遂げた
幻想召喚で現れた神話の主神クラスの神(オーディンやゼウス、ルー、ブラフマーなど)すら斬り捨てた。
国1つすら滅ぼすランクSの魔獣すら倒した。
そういった伝説を成し遂げた。
その戦争が終わった後、彼は弟子を6人取った。
自分の技を伝えたかったのだろう。
だが、彼は教えるのが苦手だった。
そのせいで弟子たちはほとんど特化した剣士になってしまった。
……それでも恐ろしく強かったが。
及第点取れた為その6人に称号を与えた。
病弱であまり長時間戦えない。だがその剣は最速。『先手必倒』を至上とした抜刀術の達人である『剣天』。神速や疾風とも呼ばれた剣士。師匠曰く、「アイツの剣はじゃんけんで例えるのなら、相手が何か出す前に相手をぶん殴る、先出しじゃんけん」とのこと。
糞真面目。だが癖が全くない剣を得意とした。定寸サイズの剣や刀を武器とした『剣匠』。最優とも呼ばれた剣士。師匠曰く、「アイツは本当に癖がない。面白味もないけどな」とのこと。
熱い炎のような男。その剣技も攻撃に特化している剣。大太刀や大剣を片手で振り回す『剣帝』。烈火や業火とも呼ばれた剣士。師匠曰く、「アイツは本当に攻撃が凄まじい。ただ防御がなあ……」とのこと。
ネガティブ思考。その剣技は特異的な物が多く、対多人数や魔獣魔物。短めの剣や長脇差を使った『剣皇』。影鬼とも呼ばれた剣士。師匠曰く、「何かトリッキーになっちゃったよなー。本当にどうしよう?」とのこと。
無口で無愛想。その剣技は防御主体で遅いが、無駄がない。『後手必殺』を至上とした長剣使いである剣王。不動や城塞とも呼ばれた剣士。師匠曰く、「アイツは正に難航不落の要塞。まあ攻撃はカウンターが厄介。後だしじゃんけんだな」とのこと。
唯一の紅一点。非力さを手数と技で補う。二刀流の剣士である『剣聖』。比翼や雷電とも呼ばれた剣士。師匠曰く、「アイツは……何言えばいいかな?え、何か言わなきゃダメ?いいだろ別に。だってコイツ……あ、そう。二刀流でバランスがいい。以上。それ以外言う事ないんだよな……」とのこと。
彼らは『六神刀』と呼ばれるようになった。
その後、彼らも弟子を取り、その称号は受け継がれていった。
今でもその称号の持ち主はいる。各国に散らばっている。
ところで、一部の歴史家が語るある定説がある。
それは、剣神は死ぬ前にもう1人弟子を取ったという説だった。
剣神には7人目の弟子がいるという説だった。
その剣士は剣士と呼べない剣士だったという説だ。
本当に噂話と言っても過言ではないのであまり信じられていない。
【剣神】
最強の剣士です。因みに故人です。本編でも成し遂げた伝説を打ち立てたのが、50代中盤でしたから。
凄まじい剣士で、剣じゃなくても、棒状の物さえ持てば、丸めた紙ですら人を斬れたそうです。
それ以外にも伝説を打ち立てました。詳しいことは本編をお楽しみに。
因みに尊敬する人は「武田信玄」だそうです。これを元に、自らの弟子の技に名前を付けたそうです。そして、天、匠、帝、王、聖、皇の称号を与えました。




