第一章 第36話 乱舞
【魔法のランク】
魔法にもランクがあります。
下、中、上、超、禁の5ランクです。
禁こと禁忌は使ったら、問答無用で捕まります。ヤバイのばっかりですし。……まあ抜け道なくも無いですけど……。定義は「非人道的な物」と「軍勢千万単位を壊滅可能」です。
超級も状況においては捕まります。危険ですし。
まあ、下級、中級、上級も人に向けて撃ってケガさせたら、、捕まりますけどね。
———自然属性 『水』 攻撃魔法 波濤大瀑布
水の波が火球を飲み込む。
相殺。火と水は消え失せる。
だがそれは予想済み。
間髪入れずに魔法発動。
———自然属性 『金』 捕縛魔法 鉄の鎖
鉄の鎖がアモンを拘束する……が、すぐに溶けてドロドロになった。
———自然属性 『氷』 攻撃魔法 氷製武器
氷の剣や槍、斧などが大量に襲いかかる……が、これも溶けて気体になった。
———自然属性 『闇』 捕縛魔法 影鎖
———自然属性 『光』 捕縛魔法 光縄
影の鎖と光の縄が襲いかかる。今度は効いた。ちゃんと拘束する。
「ほう」
「関心している場合か!?」
イスルギがアモンにツッコム。
———自然属性 『雷』 攻撃魔法 雷龍招来
雷の龍が襲い掛かる。自身のジョーカーの能力で極限まで強化した龍だ。
それに対し、まったく動かなかったアモンが遂に動いた。
「ハハハ、面白い」
口を開け、そこから熱線を放った。
雷龍は消え失せる。
二重の拘束も遂に千切れた。
———生半可な水氷金はダメか。火風土木は言わずもがな。効くのは雷光闇か……。
ルーナリアは冷静に分析していた。
———行けるか?
そんな事を思った矢先……。
「おい、女。名は何と言う?」
「……悪魔には名乗りたくないな。呪われたらたまらん」
急に名を聞かれるルーナリア。
無視はできないので正直に言う。
「俺にそのような力はない。俺は炎を操る事と、過去と未来を限定的に視ることしかできない」
「おい!?何で自分の能力バラしてるんだ!?」
そして、ボケとツッコミを繰り広げるゴリラと悪魔。
会話が通じると見たルーナリア。なので……。
「帰ってはくれないのか?」
「無理だな。これでも呼ばれた以上、契約者には従わなければならない」
ルーナリアの問いに律儀に答えるアモン。
因みに彼は悪魔の中でも性格はかなりまともだ。
【魔物・魔獣のランク】
これらの魔的な生物にもランクがあります。
下、中、上、超、特の5ランクです。
特こと特級は名付きとも呼ばれます。固有の名詞が付いています。討伐不可能に近いですね。「王」クラスも入りますね。
下4つは一応討伐可能ですが、超級はステージⅢ以上の魔法使いのパーティーでやっとですね。




