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Dive To Deep  作者: 亜亜亜 無常也
第一章 帰還

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第一章 第35話 幻想

【ステージⅢ】

魔法使いの階梯です。

ジョーカーの必殺技や奥の手、切り札が使えるようになります。

このスキルは他のスキルとは一線を画しており、決まれば終わりや逆転の一発です。

ただし、普通のスキルと違いデメリットが大きい場合が多いです。

例えばディーネさんの必殺技の『ルドラ』はチャージが隙になり、撃てる回数に限りがあります。

因みに魔法使いのうちの大抵がここで止まります。


 * * *


「おいおいおいおいおいおい!」

「不味いですぅ。物凄くぅ。ごめんなさいぃ」


 流石の教師陣も取り乱していた。

 何せ悪魔の中では結構ビックネームが出てきたのだから。


「やばいな」

「うん。しかもソロモン72柱でも上位陣」


 クロトとディーネはあまり驚いていない。

 まるで見たことあるかのようだ。


 幻想召喚。

 文字通り、幻想の者達、神や悪魔、天使、英雄、生物などを呼び出す召喚魔法。

 だが、そんな高位な者達は呼ばれたからとホイホイ来てくれるわけがない。

 だからこそ、代償が必要なのである。例えば生贄。


「あの赤い石ですね。アレに命が詰まっていたんです。それにアレは化身を触媒にしてますね。そうすると、生贄も少なめで呼べますし。……まあデメリットもありますけど」

「……もしかして見たことあるのか?」

「……」


 断言したクロトにグレスが訪ねる。

 それに対し、クロトは何も答えなかった。


「助けにいかないと!」

「待て!ディー!何かおかしい」

「あん!?どういうことだ!?」


 戦場に飛び込もうとしたディーネを止めるクロト。

そして、グレスの問いにクロトは落ちている石を拾い、闘技場目がけて放つ。

 石は結界に弾かれ、黒焦げになった。


「あんな設定にはなっていないはずですぅ。ごめんなさいぃ」

「誰だ?結界弄りやがった馬鹿は?」

「どうにかならないのですか?」


 結界がおかしくなっている。

憤る先生達にディーネが訪ねる。


「結界装置をどうにかするしかないですぅ。ごめんなさいぃ」

「でもアレ買い変えたばっかりだよな。……俺達のせいで」

「じゃあ、どうすれば?」


 結界内ではルーナリアが悪魔に追い詰められている。

 もう猶予はない。


「……はあ、しゃあねえ」


 グレスが自身のジョーカーであるロングソードを出した。

 そして。


 * * *


「それで、仮初の契約者よ。俺はどうすればいい?」

「あの女を倒せ!」


 アモンの目線がイスルギからルーナリアに移る。


「あいわかった。契約は果たそう」


 その途端、周囲に炎が渦巻いた。


「準備は出来たようだな?ならば耐えてみよ」


 炎が火球となる。その数は10。

 火球が襲いかかる。


「来たか!」


 呆然としていたのは数秒に過ぎない。

 ……地獄の特訓のおかげだろう。

 ルーナリアは準備をしていた。

 火球に対し、魔法が発動する。

【ステージⅣ】

魔法使いの階梯です。

ジョーカーの能力が進化します。

これに至れる人はかなり少ないです。

至れた場合の戦力は凄まじいです。能力によっては国落としも可能です。

因みにこの階梯に至ると必殺技も強化します。

例えばクロトは特殊攻撃や魔法を捕食する闇を展開するから、喰らった能力の模倣や念動力、黒球攻撃、バリアー、バフ解除&デバフの嵐とかが出来ます。……主人公に見えませんね(笑)。

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