第一章 第28話 猩々
【光の魔法】
自然属性の魔法の1つです。
光を操る魔法です。
ビームですね。
治癒魔法もあります。色々な回復ができます。
浄化も入ります。
使い手は少なめです。
「で、誰と決闘するの?」
「それh「よう、ヴァンホーエン。優雅に食事か?」」
……何か映画やドラマ、漫画でしか見ないような三下悪役のような声が聞こえた。
声の方を向くと、大柄な男が立っていた。
スキンヘッドの大男だった。
「誰?このゴリr……人は」
「おい、お前今俺の事ゴリラって言おうとしただろ!ていうかほとんど言ってたよな!?」
「気のせいじゃない?なあ」
「「……うん」」
「おい、そこの女子2人。今考えて返答したよな!?」
クロトの問いに肯定する2人。
……どんどん息が合ってきたような?
「……まあいい。準備は出来たか?俺に負ける準備がな」
「よく言う。私に負けた癖に」
「は、あの時は油断しただけだ。俺はⅢになったんだ。ジョーカー出せないお前には負けないさ」
会話をしている美女と野獣。
まだルーナリアがジョーカー出せることは知らないらしい。
……まあ公言するものでもない。
その2人を見ていたクロトがディーネに尋ねた。
「何で動物園のゴリラがいるの?」
「……クロさ、あの子の毒舌移ってない?」
「そう?で誰なの?」
少し脱線したが、クロトが疑問をディーネに尋ねた。
このゴリr……じゃなかった、スキンヘッドの大男の名前はイスルギ・メンドウズ
学年は2年。一応ディーネの同級生。
不良の元締めみたいなことをやっているらしい。
そして、
「元十傑?」
「うん。今年の4月は入れ替わりが結構多くてね。半分以上が上級生の卒業でゴッソリ入れ替わったの」
「もしかして……?」
「うん。クロの考えている通り」
その十傑の座の争奪戦。
無論空白の座を狙うものもいたのだが、元々の十傑に挑む強者もいた。
それが……。
「ルナだったというわけか」
「うん。で、その決闘をメンドウズ君が受けて、負けちゃったわけ」
「それで根に持って再戦を挑んだと……ん?」
クロトの頭上に疑問符が浮かぶ。
……アレ?同じ人は3ヵ月挑んじゃいけないんじゃなかったけ?
「ああそれね。例外ありってあったでしょ。十傑の座から落ちた人は1度だけ3ヵ月待たなくても挑んでいいの」
「なるほど」
納得する。
それなら……
「どっちが勝つか賭けようぜ」
「いいよ。何賭ける?」
「親父さんの店で明日の夕飯の奢りを賭けて。」
「いいよ。私はルーナリアさんね」
「俺も」
……それじゃ賭けにならない。
「おい!?そこのバカップル!何勝手に賭け事してるんだ!」
「「別にカップルじゃないよ?ねえ」」
仲良く答える2人。
「ハモるな!よく自分達の態度見直せや!それとヴァンホーエン!何でお前はこの2人にツッコミを入れない!?」
「……慣れた」
「慣れんな!!!」
……2人のイチャイチャっぷりに慣れてしまったルーナリア。
ツッコミの連続に息を切らすイスルギ。
「ハア、ハア、ハア。まあ、いいさ。明日を楽しみにしておくんだな」
去っていくイスルギの背中を見送った3人。
【闇の魔法】
自然属性の魔法の1つです。
闇や影を操る魔法です。
使い手が少ないです。
後、忌み嫌われる傾向にあります。




