第一章 第27話 十傑
【木の魔法】
自然属性の魔法の1つです。
植物や樹木を操る魔法です。
攻撃力は低めですね。
治癒魔法もあります。体力や魔力の回復可能ですね。
* * *
クロトがこの学園にやって来て、数週間が経った。
学園生活を楽しんでいる彼である。
そんなある日の昼間。昼食の時間。
学食の4人掛けの席に3人の人間がいた。
1人目は黒髪の少年。クロト・デジョホン。
2人目は桃色の髪の少女。ルーナリア・ヴァンホーエン。
3人目は白い髪の少女。ディーネ・ウインドウズ。
席はクロトの隣にディーネ、向かいにルーナリアである。
あの死闘(?)以来、クロトとルーナリアはよく昼食を一緒に取るようになったのだ。
因みにディーネは他の付き合いがあるらしく、居たりいなかったり。
頼んだメニューは、クロトは大盛カレーのトッピング全部乗せ。ルーナリアは狸そば。ディーネはコロッケ定食だった。
そんな中急にルーナリアが切り出したのだ。
「何?決闘?」
「ああ。明日することになった」
ポカンとしていたクロトだったが、ディーネの方を向いて尋ねた。
「決闘ってよくあるの?」
「よくって程じゃないけど、まあ偶に」
決闘は偶に行われる。
優劣つけるためだったり、気に食わない奴をぶちのめす為だったり。
ただし。
「お互い合意しなきゃ、やっちゃダメなんだ。だって、勝っても負けても何もないんじゃ、やる意味がないでしょ?」
「そりゃあな。と言うことは十傑って挑む奴多いんじゃないか?」
それを聞いたルーナリアとディーネが顔を見合わせ苦笑した。
「どうした?」
「それがな……」
「ねえ……」
彼女達曰く十傑の座を得る為の決闘にはルールが幾つもあるそうだ。
その中にとあるルールがある。それが、
・十傑は決闘の挑戦を月に最低4回は受けること。それ以上は拒否も自由。
・1度挑んだものは十傑に3ヵ月間挑むのは禁止(例外あり)
・挑むためには予選をすること
・卑怯な手(人質など)や違法な手(判断は先生等)を使った物はその者と2度と決闘する権利を与えない
「なるほどな。じゃあ挑む奴は少ないのか」
「まあね」
「特に先輩のような双璧に挑む奴はそういない。他はまあ偶に挑まれるし、……強い奴の噂を聞くと嬉々として喧嘩売りに行く奴もいるがな」
納得するクロト。
……少し疑問点が浮かんだが、すぐに消える。
【金の魔法】
自然属性の魔法の1つです。
金属類を操る魔法です。
鋼鉄処女 (アイアンメイデン)とかですね。
錬金術を使う人が身に着ける場合が多いです。




