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プロローグ

初めての投稿・・・ではありません。正確には前にも一度投稿したのですが、それを消して新く修正しはじめから書いていきます。皆さんの心にも、想像の力が宿りますように。

                     0


時は、2189年。

空には浮遊情報システム『ネットスカイ』が浮かび、一時代前の情報端末……『本』が老衰した時代。

その時代に生きる学生、それが――――俺。……とか、なんかの三文小説の出だしみたいなことを考えてみる。

そんな俺は、今、授業中の休息――つまり、居眠りを強制終了させられた所だ。

教師の教科書型のパソコンの角は痛い、ズキズキ頭のてっぺん天辺に響く。

だからかこんな授業は楽しくない。ただ退屈なだけだ。

クラスメートとも別段仲が良いわけじゃない――――もちろん教師ともだ。

だから学校は嫌いだ。……でも、だからといって家も嫌いだ。

ただただゲームとかして、時間を潰していたい。

変な数学式が机に組み込まれたモニターに映し出されているが、いつも数学をサボる俺の頭には、ただの暗号でしかない。

レム睡眠を再開しようにしても、教師の睨みが利いてておちおち寝てられるもんじゃない。

学校の窓から覗く校庭は広い。そんな校庭も近づけばもっとでかい。この時代。外で遊ぶ事がほとんどなくなった時代。


俺はそこで、ひっそり・・偽り・・・ながら暮らしている



                      1


「おぉ、おもしろそっ」

アイスホッケーの靴を肩に掛けながら、雨合羽は言う。

嬉しそうなニヤケ声。にっひひという不可思議な笑い方……気味が悪い。


「やめてくれ。その笑い声は耳が痛くなる」

「おぉ。そりゃすまなかったっす。でもクセなんすよ。かんべんしてほしいっす」


ははっ、と今度は無邪気な声で返してくる。

この笑い方を止めてくれと俺は頼んだが、「それが出来たら簡単なんすけどねぇー」と言う声。

この町を見渡せる丘の上、その位置に俺たちはいた。

柵があるがその雨合羽はその柵の外側の数センチという足場と柵内をぴょんぴょんはねている。アイスホッケーのスティックがたびたびカツカツと柵にぶつかる音が聞こえる。

ハァーとため息を付く俺の声に一々 どうしたんすかぁー? と反応を返すのがむかつく。


「しかし、ナニが楽しいんだ。原典よ。」

そう言うと雨合羽は振り返り、俺の質門を聞いて不思議そうな顔で俺を見る。

「戦闘なんか、血生臭いただのケンカだろうが・・・・とても好きになれんのだが」

それに雨合羽は答える。少し言いにくそうな声。ちょっと間があった。


「まったくっすね。私もわかんないんすよ。肉の生肉とか見たらグロくてあんまり好きになれないんす。でもなんでですかね。なんか、こういうところでは見るのは普通って思えるんす。好きじゃあないんすよ、決してすきなんじゃないんすけど・・・まぁ、好きになれなくてもせめて楽しめるもんは楽しんだ方が良いじゃないッすか。」

にゃははっとまた無邪気な顔。しかしその顔の中には苦みばしった物を噛んだ様な表情がある、好きじゃない、と言う事は嘘じゃないのだろう。・・・・・だが、お前が戦いを楽しめることが信じられないんだって俺は言うんだがなと言うと「すいませんっす。あんまり攻められるのは好きじゃないんで、、行っていいっすか?」と聞いている。雨合羽は足で踏みしめている土に生える雑草を蹴る。待っているのだろう、それを見てただただ単調なキーで反応を返す。

「いってこい凶戦士」「うぃっす」嬉しそうに口を吊り上げて少女は跳んで行った。柵を越えて、下に。柵の下は崖、何十mとある所に飛び、視界から消えた。


「・・・・・・・やはり、理解できんよ。」男は動じない。

サングラスをくぃっと指で整えてこの場を離れる。さっきも俺は言った様に、血は好きになれんからな。ここで血を浴びてシャワーを浴びる趣味もない。バタンっと止まっていたポルシェの運転席に座り、丘を下る。

そしてポルシェが坂道で見えなくなった瞬間。さっきまで立っていた位置はビシャリ!という音と共に赤く染まった・・・

どうでございましたでしょうか?誤字脱字もあると思われます。それがあればまた修正いたします。私もこれから精進して作成を続けさせてもらいますので、興味を持った方は気長にお待ちくださいませませ。

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