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序曲

2016年12月16日

平成最も規模の大きい災害、隕石災害が起きた。

それは本来はぶつかる可能性が無かったn1808彗星が突如として地球に向け軌道を変えた。

爆心地は日本の東北地方奥羽山脈のちょうど岩手県、秋田県、宮城県、山形県の県境である。

各県は全体の面積の約1/2を失い、死者行方不明者は200万人に及ぶ。

しかしこれは政府による表向きの発表である。

真相はこうだ。

奥羽山脈に鎌倉時代から代々祈祷師をやっている家系、羽衣宮(ういみや)家が表舞台から隠れて過ごしていたという。

羽衣宮家は代々双子の姉妹が最強の魔法、歪曲を継いでおり、歪曲を使用して祈祷を行っていたと思われる。

災害当日、羽衣宮家の次期祈祷師である双子の律花(りっか)楓望(かのん)が引き継いでいる歪曲に目をつけた魔法テロ組織が誘拐しようとしたところ、当時3歳だった双子は本能的に歪曲を使用、隕石を落とす結果に至った。

テロ組織はもちろん家族もみなその隕石爆発に巻き込まれ亡くなってしまったものの双子だけは無事であったという。

当時は双子の歪曲がどの様な能力か計り知れないところがあり、国は双子を殺処分してしまうことも視野に入れていた。またとある政治家は双子を兵器として用いることで軍備強化を促すことができると考えていた。

しかし現公安局魔法犯罪対策室長官の永井昌録(ながいまさろく)と現公安局魔法犯罪対策室執行課の村雨政俊(むらさめまさとし)の提言により監察処分となったのであった。



━━━━━━━ 14年後 ━━━━━━━



2030年 4月25日 東京 渋谷 路地裏


目がチカチカしてしまうほどの赤色灯があった。

赤色灯が集まっている場所をよく見ると規制線が貼られており、雨が降っているせいか、規制線の向こうから赤い液体が雨水に溶けて排水溝めがけ流れてきている。

その場所で二人の警官が話しているが顔色が悪そうだった。


「クソが!」


バンッと路地裏に何かを叩いたであろう音が響いた。


「今回も無惨に噛み殺されてやがる...」


目線を下ろした先には変わり果てた姿の女子高生が横たわっていた。これが原因なのだろう。

その遺体は内臓が剥き出しに、右腕右足は周りに見当たらなかったが最も酷かったものは顔である。

顔は下顎しか残って居らず本人確認ができないほどであった。


「少しは冷静になりなさい...」


と、若い男性刑事を落ち着かせようとしているがその女性刑事も怒りを隠せてはいなかったのだった。


「渋谷近辺の女子高生を狙ったこのような事件は今回で6件目になるけど。やはり例の双子を狙っての犯行と見て間違いないね。」


落ち着きを取り戻したのか、二人とも事件について話し始めた。

そこに50代後半に見える男性刑事が近づいてきたのだが、その男性刑事は妙に殺気立っていたのだった。


「例の双子を監視している魔龖(まそう)特務課に連絡、念の為我々執行課と魔攻機動部隊の武装許可を上に伝えといてくれ。

使い魔が使われている以上この事件は魔法によるものだ、魔法案件は我々の領分だからな。」


その場に居た二人に緊張が走り、ゴクリと唾を飲み込んだ。

まさかここまで事態が深刻だとは思わなかったのだろう。

基本的には魔法事件と言っても武装する程ではない。

何故なら通常携帯している銃の弾丸に魔力を込めるだけで対応出来るからであり、魔法犯罪組織相手にも同様だ。

武装は大きな魔法犯罪組織相手以外に未だ使ったことがないためである。


── 後日この事件は連続通り魔事件として世に報道された。


「あらあら、邪魔が入っているみたいだけれどどうしましょうね。まあいいわ、私が最強になるためにもこの前奏を楽しまないと、私の興も醒めてしまうもの...うふふっ」


白き満月が渋谷を照らす中、1人の女性らしき人物が広告看板の上から渋谷を見下ろし、不敵な笑みを浮かべたのだった。

しかし次の瞬間、女性の姿は見当たらなかった。


14年前の災害で1度は閉演したと思われた双子の運命が再び開演しようとしていたのだった。

初めまして、Lokonと申します。

まず最後まで作品を読んでいただきありがとうございます。

初めてなことばかりなので至らないところがあると思いますが今後も読んでいただけると幸いです。

今回は趣味で書いていたものなのですが折角書いたのだからこのような場所に投稿してみても?と思い連載をしようと思いました。

正直に言うと自分の行動力に驚いています(笑)

後書き何書こうかと書きながら考えているのですが全然浮かびませんね(笑)

とりあえずこの辺りで後書きは終わらせようと思います。

不定期更新になってはしまいますが、また次回の話でお会いしましょう!

ありがとうございました。


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