1話 始まり
はじめまして、夏氷と言います。この度はリミテッドバーストを読もうとしていただきありがとうございます。
初めての投稿なので誤字や、訳の分からない文章になってそうですがお楽しみください。
全ては100年以上前から始まっていた。
天空から舞い降りし雷。
地球滅亡への始まり。
時代は流れ、皆の記憶から消え、本に載る事も無かった。
現代、1人の研究者は街を彷徨っていた。
「暇だな〜、とっても暇だな〜」
空を見上げてそう言った。
「うげっ」
転んだ、情けない声をあげて転んだ。
幸い周りには誰もいなかった。
「うわ、恥ずかしっ、誰もいなくてよかった〜」
すると転んだところに、光る小さな穴を見つけた。
「お、お宝か?もしお宝なら何に使おうかな〜、ぐへへ〜」
と言いながら、掘っていると水が噴き出した。
「うわっ!み、水!?なんかキラキラ〜」
キラキラした水が噴き出してきた。
「あれ、なんか周りが赤いような…」
急に周りが赤くなり、顔を上げてみると。
「隕…石…?」
空から数え切れないほどの隕石が降り注いで来ていた。
「ま、まずは、おおお落ち着いて、ひひ避難しししないとととと」
落ち着ける状況では無かった。
「よし、落ち着いた。洗濯物畳んだっけなー?」
そう言って意識が途絶えた。
「はっ!な、なんだ夢か…」
ベッドから出て、いつものマウンテンパーカーを着て部屋を出た。
「お!四愛ちゃんおっはよーう!」
部屋の前をちょうど通りかかった水華に話しかけられた。
「お、おはようございます…」
「なんか元気無い?」
「大丈夫ですよ?ほら、元気いっぱーい!」
「じゃあ大丈夫かな?まぁここに来たばかりだから慣れてないだけかもだからね〜。んじゃあ、ご飯食べよっか?」
「わかりました」
そのまま水華と一緒に食堂(そんなに広く無い)へ行った。
「さーて、今日の朝ご飯はなんだっろな〜♪」
朝ご飯がとても楽しみな水華はスキップをしていた。
「2人ともおはよう!今日はトマト料理の日だぜ!」
トマト君(あだ名)が料理をしていた。
「oh......トマート…」
水華はさっきのルンルン状態から一気にテンションが下がった。
「水華ちゃん…?」
「もう、やめてよ…トマト料理以外も作れないわけ…?」
「作れるけど作らない!正直料理するよりそのままたくさん食べたい!!」
四愛と水華は思った、((こいつもう手遅れだわ))と。
それから3人はトマト料理を食べながら話をした。
「そういえば水華、地下10階でなんかでかい武器作ってるって聞いたけど?」
「いざという時のために準備は必要でしょ?まぁ、完成にはまだまだかかりそうだけど…」
「ここって地下10階まであるんですか!?」
「そうなのですよ!!いや〜ほんとに地下10階まで作るの大変だったよ〜。まずあれでしょー?あれとそれと…」
それから水華は地下についてものすごく語った。
そして解散となった。
「じゃあ俺はトマトの世話してくるから!待ってろI Loveトマトー!!」
「四愛ちゃんはどうする?私は武器の調整するけど…」
「じゃあ…隣で見ててもいいですか?」
「いいよ〜!よし、行こう!」
話をしながら水華の作業部屋まで歩いて行った。
「そういえば今日はまだアンデ(ゾンビ的なやつ、つまり敵)出てないな〜、まぁ、平和だからいいか〜」
「アンデってやっぱり強いですか?」
「弱い!!大体一撃で殺れる。たまに特殊個体で強いのがいるくらいだけど、ほぼ現れないね」
「なるほど!」
四愛は勇気が出た!
「四愛ちゃんってどうしてアンデ殲滅部隊に入ろうと思ったの?しかも未だにバーストシステムを使う東地区の旧部隊だよ?」
「なんとなくですかね…」
何か言いたくなさそうな顔をして言った。
その時だった、建物全体にサイレンが響き渡った。
「出たか、ちょっと早すぎるな…四愛ちゃんのバーストウェポンと属性コアの説明してないのに…いきなり実戦だね」
「いきなり実戦!?」
「まぁ、行けるよ!アイス(バーストのAI)、ウェポンコンテナ01、02、05をゲリラ豪雨(バースト専用特殊車両)に積んどいて」
『了解』
「行くよ四愛ちゃん!アンデ殲滅部隊東地区、バーストの出動だ!」
また会いましたね、夏氷です。リミテッドバーストを最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かったですか?次はアンデとの戦いですね、四愛の運命はいかに!
感想も書いていただけるとありがたいです。では、2話でお会いしましょう。
次回 もう一人の