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3話

 どうもこんにちは、0才児です。名前はまだ分からない。ただ、言語習熟のおかげか、話している内容は解る。忌子である俺をどうするかだ。髪や肌が真白で、眼が赤い。殺すわけにはいかない。とりあえず2歳くらいまでは育てないと。白い目で見られる。何処に捨てるか。一番近くは迷宮街の孤児院か。なんで私たちから。名前はどうするか。決める必要なんかない。どうしてうちの子が。命名の儀を行わないのはまずい。


 とかまあ、色々と修羅場ってるわけですよ。そんな訳で、教会に連れてこられて命名の儀を行った。名を付けないと、世界との繋がりが無くなって死んでしまう。なんて言われている。忌子なんかに名前なんて付けたくもない。でも、付けないと死んでしまう。呪われるのは怖い。なんでうちの子が…。と、何度も繰り返しながら教会に足を運んだ。そして最終的には神父様が名前を付けてくれた。俺の今世の名前はトルステン。今日からトルステンだ。


 という訳で、家に戻ってきました。早速自分を鑑定してみる。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ステータス

名前:トルステン

HP:10/10

MP:5/5

スキル

・剣術Lv1

・雷魔法Lv1

・回復魔法Lv1

・索敵Lv1

・鑑定

・アイテムボックス

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 ふむ、才能は見れないのか。あと、命名された時点で、なんとなくだが魔法が使えるのを自覚した。使い方もなんとなく解る。腹の、具体的に言えば、臍辺りに魔力があって、それを使うと魔法が使える、というのが解る。剣の方は解らないが、持てば何か解るようになるのかもしれない。索敵を使用してみる。なんとなくだけど、家の中に自分を入れて8人ほどいるようだ。索敵もレベルを上げたいから毎日使おう。そして、回復魔法で魔力を使い切ってみよう。魔力を枯渇させればさせるほどMPが伸びるはずだ。そして、回復魔法を発動させると、酷い睡魔に襲われ、意識を失った。


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