Bクラス
Bクラスの青髪の男が前に出て行った。「お前さぁ、クジラ倒して調子乗ってるよな?だから決めようぜ!どっちが強いか、その後にスーツ返してやるよ。」そう言うと男は剣を出しヒロにも渡した。「これはなぁ訓練用の電子ソードだぜ。今は訓練じゃないから‥当たったらもちろん血も出るし、まともに食らったら死にはせんが、致命傷は免れないぜ。」そう言うと周りの男たちも笑い出した。ヒロはスーツを取り戻すために、戦いを挑んだ。
「はぁぁぁぁ!!!」ヒロは声を出して立ち向かうが、相手は余裕でかわし、楽しんでいる。「完全に遊ばれてるな‥このままじゃまずい!!」ヒロが隙を見せた瞬間男はヒロの足に剣を振り下ろした。「うわぁぁぁ!!!あぁぁぁぁ!!!」ヒロは大声をあげて倒れた。だが誰も気付かない。それもそのはずここは、学校(上野)から離れた元神田だからだ。前に邪神に襲撃されて瓦礫や廃墟しかないところだからだ。
そのゲームセンターの中でヒロはリンチにされていた。
「オラオラ!!もう終わりですか?学校を救ったヒーローはよう?はははは」そうBクラスの奴らが、煽っていると‥
「パチパチ」と拍手をしながら誰かきた。
その顔をBクラスの奴らが見ると、冷や汗をかき、死を感じだ顔をしていた。ヒロも姿を見ると「青い‥肌が青い、しかも髪が白だ。ま、まさか奴は人型の邪神!?」邪神は笑いながら答えた。「みんなどうしたの?顔色が悪いね?僕とは誰も遊んでくれないの?」そう邪神が聞くと。「お‥お前は邪神‥人型‥こ、殺されるぅぅ!!」と叫びながらBクラスの奴らは走り出した。邪神は小学生くらいの姿ではあったが、素早く奴らの目の前に追いついた。すると、ヒロと戦っていた、剣を渡し「さぁ3人でかかっておいで!リンクはしないであげるから。」Bクラスの奴らは死に物狂いで、邪神に立ち向かった。
だが、邪神は早く3人の腹部に発勁をうち即死させた。
ヒロはその姿を見て、吐きそうになった。「な、なんて言う強さだ。邪神にはこんな奴もいるのか、聞いたこともあるぞ。邪神の中にも飛び抜けて強い奴、多分奴は邪神レベル10だな。お、俺はここで死ぬのか?いや‥ユイが待ってるんだ。ここで死ぬわけにはいかない」ヒロはボロボロの体で立ち上がり、ゲームセンターの奥に走り出した。
「ふーん。なるほどね。チャンバラの後は鬼ごっこか!楽しませてくれよ!」そう言うと邪神は物凄いスピードで追いかけた。