これからを決める検査
ヒロは歯磨きを済ませ、車椅子に乗った。
「お待たせユイ。お願いするよ。」
ヒロが頼むとユイは車椅子を押し、検査する部屋に向かった。
「えーと‥血液検査は‥2階ね。」
エレベーターに乗り、2階に向かった。
ピンポーン!2階です。
2階につくと急いで向かった。
「よし!ついたわ。ギリギリセーフね。」ユイは一安心し、部屋に入った。
部屋に入ると、受付をし、待った。
「ヒロは注射慣れた?私はいっつも怖がっちゃうんだよね。」ヒロの緊張をほぐそうとユイは話しかけた。
「注射ね〜もう慣れたかな。小さい頃から体を少し弱かったから、病院には結構いってたんだよ。」ヒロは明るく答えてくれた。」
ポン!
ヒロの番号が表示され、ヒロは向かった。
「すみません。お願いします。」ヒロは右腕を出した。移植して生えてきた方の腕だった。
「はーい‥では刺しますね。」
注射はゆっくり腕に向かって刺したが、なかなか差し込むことはできなかった。
「申し訳ないですが左腕でもよろしいでしょうか。」ヒロは謝り左腕を出した。
邪神の反応で皮膚が硬くなってしまうこともあるという。
「では改めて刺しますね。」
注射は突き刺さり、ヒロの血をとっていった。
「はーい終わりです。絆創膏貼りますね。ではお疲れ様です。」
注射は終わり次にリンク検査室に向かった。
「注射少し長かったわね。なんかあったの?」ユイは車椅子を押しながら聞いた。
「うん。邪神の反応で皮膚が硬くなってしまったようだ。今は柔らかいけどね。移植した人はたまになるらしいよ。」ヒロは硬くなったことをそこまで気にしていなかった。
「えーと次は地下2階ね。」
またエレベーターに乗り、地下に向かった。
地下につくとヒロは緊張からか、少し顔色はすぐれなかった。
それもそのはず、この検査でこれからのヒロの未来が決まっても過言ではない。これからリンクするたびに命の危険に見舞われるなら2度とリンクはできないだろう。
誰もいなかったので、すぐに呼ばれた。
「頑張ってね。」ユイはヒロの耳元で囁いた。
ヒロは決心を固め、リンク室に入っていった。
「はーいこんにちわ。ではこちらのベットに横になってください。」
リンク室はたくさんの医療機械があり、少しMRIに似ていた。
ヒロはベットに横になり、検査が始まった。




