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透子と童話の物語  作者: 西形ゆうな
ヘンゼルとグレーテル
3/9

3

「ヴィル!あれ、あの家!お菓子の家だよ!」


 興奮してヴィルの肩をバンバンと叩く透子に、ヴィルは嫌そうに身をよじりながら、戸惑ったように応えた。


「やはりトーコにもそう見えるか。わたしにもあの家の壁や屋根や煙突が、菓子でできているように見えていたところだ」


 戸惑ったような声音とは裏腹に、ヴィルの目もどこかキラキラと輝いている。言動こそ大人びているが、彼もまだ十歳の子供なのだ。


「『ヘンゼルとグレーテル』みたい!」


 透子がはしゃぎながらそう言うと、


「『ヘンゼルとグレーテル』?」


 聞きなれない単語に、ヴィルは不思議そうな目を向けてきた。


「え!?『ヘンゼルとグレーテル』知らないの?」


 真底驚いた透子は、ヴィルに物語のあらすじを説明してあげた。道に迷った兄妹が、森の中でお菓子の家にたどり着くこと。そこで魔女に出会うが、なんとか逃げ出せる事などなど。

 もちろん家族との関係に悩んでいるヴィルには、何故兄妹が道に迷う羽目になったのかは伏せておいた。透子だって時には気を利かせることくらいできるのだ。


「しかしその話だと、あの家には魔女がいることにならないか……?」


 ヴィルの呟きを、透子は全く聞いていなかった。何故なら、ヴィルへの説明を終えた透子は、すぐさまお菓子の家に向かって突進していたのだから。


 慌ててヴィルが追いかけると、家の前に立った透子が、頬を赤くしてウットリとお菓子の家を見上げているところだった。

 そしておもむろに人差し指を壁に向かって突き出した。


「お、おい!勝手に食べると魔女が出てくるんじゃ……」


 ヴィルのその怯えたような台詞に、透子は可愛いところもあるじゃないか、と微笑ましい気持ちになった。しかし当然手は止めない。これは透子の夢。何も恐れることはない。そして何より重要なこと、それは夢であればどれだけ食べても太らないということなのだ!


 透子は白い壁にそっと指を這わせた。沈むような柔らかな感触を確認し、指を引き抜いて目の高さに戻す。壁を潜らせた人差し指には白い何か。恐らく生クリームだろう。


 透子は人差し指をゆっくりと口に運んだ。途端、舌が蕩ける。


「お、おいしい〜!!」


 透子は悶えた。そしてもう止まらん!とばかりに新たに生クリームを手の平にごっそり掬い、壁に飾りのようについていたクッキーやマカロンを剥がして貪るように食べた。


 ヴィルはそのガツガツ、ムシャムシャ、としか表現のしようのない透子の食べっぷりに若干引きながらも、少しずつ自分も食べたいという気持ちが強まっていった。


(少しだけなら)


 そう思い、ヴィルが壁に埋め込まれた花型のクッキーに手を伸ばした時、透子の向こうでチョコレートで作られた扉が開くのが目に入った。


「あら?」


 そして扉から一人の妙齢の女性が出てきた。ヴィルと透子を見て、キョトンと首を傾げている。


(魔女!?)


 咄嗟にそう考えたヴィルは、思わずビクッと立ちすくんだ。隣で透子も固まっている。口の周りにビッシリとクリームをくっつけて。


 そんな二人に頓着せずに、女性はのんびりとした口調で話しだした。


「あらあら。そんなに口を汚して。もっとゆっくり食べないと喉を詰まらせちゃうわよ」


 そう言ってクスクス笑いながら、若草色の簡素なドレスの上に身につけている白いエプロンで透子の口を拭った。


 その優しげな雰囲気に、ヴィルは幾分か落ち着くと改めて女性を見て驚いた。


(……母上に似ている?)


 ヴィルと同じ、金の髪と青い瞳。そしてその美しい顔立ちもどこか記憶の中の母を彷彿とさせるものだった。


 まじまじと自分を見つめる視線に気づくと、女性はヴィルの方に振り返り、柔和な笑顔を見せた。


「子供だけでこんなところにいるなんて。どうしたの?お父さんとお母さんが心配するわよ?」


 その言葉に、ヴィルはチクリと胸が痛んだ。


(どうせ父上も義母殿も清々しているさ。ようやく邪魔者がいなくなった、って)


 そう考えて沈んだ表現を見せるヴィルを、女性はしばしジッと眺めると、すぐに気を取り直したように明るい声を出した。


「さあさ、良かったら中に入りなさい!家の中にはもっと美味しいお菓子があるんだから!」


「本当!?」


 女性の言葉に即座に反応したのは透子だ。パアッと目を輝かせている。


「もちろんよ。ここをどこだと思っているの?お菓子の家よ!」


 キャー!っと透子はバンザイをして、女性に促されるままチョコレートの扉を潜った。


「お、おい!」


 ヴィルは反射的に二人を追いかけて、結局お菓子の家に足を踏み入れた。


 家の中に入ると、ぷんと甘い匂いが鼻をついた。子供なら誰しも喜ぶような、美味しそうなお菓子の匂いだ。


 二人は固めたチョコレートとビスケットを組み合わせて作られたテーブルセットに腰掛けるよう勧められた。それぞれ脚にあたる部分にジェリービーンズがあしらわれている。


 透子はワクワクと、ヴィルは恐る恐る勧められるままに着席した。


 女性はテーブルに予め置いてあったガラスで出来たピッチャーを手に取ると、こちらも予め置いてあったグラスにその中身を注いだ。綺麗な橙色から察するに、恐らくオレンジジュースだろう。


 透子とヴィルにそれぞれグラスを差し出し、女性はニコニコとしながら言った。


「とっておきのお菓子を持ってくるから、ちょっと待っててね」


 そして二人をその場に残すと、玄関とは別の扉を開けて家の奥に入って行った。


「……おい、トーコ。あの女性はそなたが話していた魔女ではないのか?」


 ヴィルは声を潜めて透子に尋ねた。


「え?魔女?そんなの分からないよ。でも優しそうな人じゃん。若いし」


 なんとも適当な回答である。


「魔女は若くないのか?」


「魔女は普通おばあさんだよ。あれ?でも本当はそこそこ若いんだっけ?」


 他の童話の魔女と混同しだした透子の言葉に、ヴィルは不安そうな目を向けた。


「そういえば、優しい振りして騙す悪者もいるんだよね」


と、ヴィルの不安を益々煽るような台詞をサラッと吐いた。


「ならば、今のうちに逃げた方が良くないか?」


 ヴィルの提案に、透子は驚いてブンブンと首を振った。


「ダメだよ、そしたらお菓子食べられないじゃん!大丈夫、お菓子をくれる人に悪い人はいないって!」


 母親が聞いたら頭を抱えるであろう台詞を堂々と述べ、透子はここに留まるべきだと強く主張した。


(何かあっても、夢だしね)


 だから思う存分お菓子を食べるんだ、と透子は意気込んだ。これは夢、の金科玉条がある限り、今の透子は誰よりも強気なのだ。


 そうして待つこと暫し、女性が山盛りにお菓子の入った大きな籠を抱えて戻ってきた。

そしてドンとテーブルの上に置く。


「さ、召し上がれ」


 ニッコリ。


 その言葉と笑顔を合図に、透子は猛然とお菓子の山との格闘を開始した。


 パクパク。ムシャムシャ。バリバリ。


 どのお菓子も、透子が今まで食べたどんなお菓子よりもずっと美味しかった。


「幸せ〜!」


 そう叫び、透子は再び一心不乱にお菓子を食べ始めた。


 そんな透子の様子にヴィルは諦めの溜息を吐き、自分もひとつ、ふたつとお菓子に手を伸ばした。



 子供二人はしばしの間、会話もなくお菓子を食べ続けた。そして、手に取ったマフィンのフワッとした甘みとしっとりとした食感にヴィルがふと笑顔を覗かせると、


「美味しい?」


と、女性がヴィルに向かって優しげな笑顔で問いかけてきた。


(やはり……母上に似ている)


 そう思ったヴィルは、無意識にこの女性と母親の類似点を探し始めた。

 笑う時に口元に持っていく手の仕草や、コロコロと鈴が鳴るような笑い声に母親の影を見るたびに、ヴィルは自分の警戒心がユルユルと解けていくのを感じた。


(母上……)


 そして次第に目の前の女性が本物の母であるかのような錯覚に陥っていった。


 緊張が解けたせいか、それともお腹がお菓子で満たされたせいか、気づくとヴィルはウトウトと眠くなっていた。部屋に充満した甘い匂いだけが強く意識に残る。

 霞みがかってきた視界を振り切るように、ヴィルは女性に尋ねた。


「貴女はお菓子を食べないのですか?」


 ヴィルの問いかけに、女性はやはりニコニコとした笑顔で答えた。


「わたしはお菓子は食べないのよ。お菓子は、わたしの好物達のご馳走なの」


 ヴィルはボンヤリとその言葉を聞いた。上手く頭が回らない。やけに甘い匂いが鼻につく。


 ふと隣を見ると、透子もいつの間にやらヴィルと同様、今にも眠りそうになっていた。


(なにか…おかしい……)


 ヴィルはようやくそのことに気づいたが、フワフワとした気分から抜け出すことが出来なかった。


 その時、透子がもごもごと半ば寝言のような言葉を発した。


「…ムニャ……お母さん…もっとお菓子ちょうだい……」


(まだ食べる気か。いくら何でも食べ過ぎだぞ…)


 遠退く意識の中でそう思った時、女性が透子に言った。


「いいのよ、好きなだけ食べなさい。幾らでも持ってきてあげるから」


 ヴィルはその言葉にハッとした。


 記憶の中の母を思い出す。母は優しかった。しかし同時に厳しさも持っている人だった。甘やかすだけが愛情ではないと、知っている人だった。


(これは、母上ではない……!)


 そして両手で思い切り自分の頬を叩いた。


 バシンッ!!


 高い音とともに、頬がジンジンと痛みだす。しかしその痛みが、ヴィルを正気に戻した。


 ヴィルは次いで、半目で頭をグラグラと揺らしている透子の脳天に、拳骨を叩き込んだ。


「ッ!!痛い!!」


 透子は涙目で咄嗟に頭を抑えた。そしてすぐに正気に戻ったように、キョロキョロと辺りを見回す。


「あれ?わたし寝てた?」


 なんとも能天気な透子の腕を掴むと、ヴィルは急いで透子を立たせた。


「ボサッとするな!逃げるぞ!!」


「え?逃げる?」


 未だ状況が掴めていない透子の問いかけに「いいから」と適当に答えて、ヴィルはグイグイと透子の腕を引っ張った。


「あらあら。そんなに慌ててどうしたの?逃げるなんて物騒ねぇ」


 女性はあいも変わらずのんびりとした口調でそう言った。しかしヴィルには、それが逆に空恐ろしく感じた。


「ゆっくりしていけばいいじゃない。まだまだお菓子はあるんだから」


 女性のその誘惑に、見事に引っかかった子供が一名。言わずと知れた透子である。


「そうだよ、ヴィル。何慌ててるの?もっとお菓子食べようよ!」


 満面の笑みで提案する透子に、ヴィルは心底腹が立った。


「この馬鹿!!」


 そして今度こそ透子の言葉を無視して、力づくで扉まで引っ張って行こうとした。しかしその時、女性にパシッと透子の腕を取られてしまった。ヴィルと繋がれている方とは逆の腕を。


「トーコちゃんはもっとお菓子を食べたいって言ってるじゃない。ねえ、トーコちゃん」


 女性の言葉にコクコクと頷く透子。しかし、女性が徐々に力を強めて透子を引き寄せ始めると、痛みで顔をしかめた。


「痛い!」


 透子の言葉にヴィルは一瞬力を緩めたが、しかし離すわけにはいかない。より強い力で透子を引っ張った。

 けれど女性も更に力を強める。女性とはいえ大人との力比べに、ヴィルは額に薄っすらと汗をかきはじめた。


「イタタッ!二人とも痛いよ、離して!!」


 両腕を左右に引っ張られた透子は悲鳴を上げた。

 透子の懇願に、ヴィルはギロリと女性を睨む。


「トーコを離せ」


 女性は可笑しそうに笑った。


「嫌よ。あなたが離して。トーコちゃんはまだまだここでお菓子を食べるの。さっき食べていたものより、もっと美味しいお菓子もあるんだから」


 女性の魅力的なその言葉に、透子がヴィルに腕を離すようお願いしようとしたその時、


「トーコちゃんにはもっと丸々と太ってもらわないと」


と女性が言った。


「……おデブは嫌っ!!」


 透子は力の限り女性の腕を振りほどいた。予想していなかった透子の行動に、女性は咄嗟に対応できなかった。

 そして運悪く、透子の振りほどいた腕が女性を押す形となり、女性は音を立てて倒れこんだ。小さく火を焚いていた暖炉に向けて。


「ギャァァァッ!!」


 女性は悲鳴を上げ、飛び退くように暖炉から身を起こした。よろめきながらテーブルに辿り着き、目的のガラスのピッチャーを手に取ると、勢いよく頭からオレンジジュースを被った。そしてそのまま蹲った。


 顔を両手で押さえてしゃがみこんだ女性から、シュウシュウと黒い煙が立ち上っている。


 一連の出来事に、ヴィルと透子は逃げることも忘れ固まってしまった。恐怖と衝撃で足が動かなかったのだ。


 しばらくして煙が収まると、女性がゆっくりと立ち上がった。


「えっ!?」


 その顔を見て、透子は驚きの声を上げた。美しかったはずの妙齢の女性が、なんと醜い老婆の姿になっていたのだ。


「よくも、よくもわたしの顔を……」


 老婆は目に憎しみを燃え上がらせ、震える腕を透子に伸ばした。


 その瞬間我に返ったヴィルは、透子の腕を再び取って、今度こそ扉に向かって走り出した。もちろん今度は透子も抵抗しない。


 二人は勢いよくチョコレートの扉を開け放つと、慌ててお菓子の家から脱出した。



 二人が森に向けて走りだし、森とお菓子の家の中間まで辿り着いたその時、森の入り口からワラワラと何人もの大人達が出てきた。皆物語に出てくる騎士のような格好をしている。こちらを指して「王子だ!」「いらっしゃったぞ!」などと大声で叫んでいる。


 透子とヴィルは驚いて足を止めた。

 透子は「王子様!?」とぎょっとしてヴィルを振り返る。


 するとその中から一人、豪華なドレスを着た黒髪の女性がまろび出てきた。

そしてドレスの裾を持って走って近づいてくると、ヴィルの前で立ち止まった。


「義母殿……」


 ヴィルがポツリと呟くと、黒髪の女性は手を大きく振り上げて、ヴィルの左頬を勢いよく打った。


 パシンッ!!


 透子はヒッと首をすくめた。ヴィルは打たれた頬を手で押さえて呆然としている。


 黒髪の女性は涙を溜めた目を釣り上げ、ワナワナと震える唇から言葉を発した。


「どれだけ…皆がどれだけ心配したと思っているのです……!」


 そしてドレスが汚れるのも構わず土の上に膝をつくと、ヴィルをかき抱いてワッと泣き出した。無事で良かった、そう呟きながら。


 暫しの間義母の腕の中で固まっていたヴィルだったが、状況が飲み込めると、胸の中が急速に温まっていくのを感じた。そして困ったような、照れたような声音で謝罪した。


「申し訳ありませんでした」


 その時ふと透子の言葉を思い出し、思い切って付け加えた。


 母上、と。


 義母は反射的に体を離すと、ヴィルの両腕を掴んだまま驚きの表情を見せた。その大きな瞳からポロポロと涙を零したまま。


「わたくしを……わたくしを母と呼んでくださるのですか……」


「……貴女がお嫌でなければ」


 ヴィルの言葉に、義母は感激したように「嫌なはずがありません!」と言い、再びヴィルをその腕に抱きしめた。


(ヴィル、良かったね)


 透子はそんな二人の様子を見守りながら、心の中で呟いた。




 さてそんな中、お菓子の家では大捕物が行われていた。

 実はあの女性、正真正銘の悪い魔女で、国中で指名手配されていた人物だったのである。


子供が大好物で、子供を誘拐して食べることで若さと命を長引かせていたのだ。


 お菓子やおもちゃで興味を引いたり、または子供の心を読んで、子供が好意を抱きやすい人物に真似て変身することで、簡単に子供達の警戒心を解き、あっという間に攫ってしまう。


 しかしあまりに誘拐事件が多発したため、当然国の警備も厳しくなる。しばらく身を隠そうと考えた魔女は、灯台下暗しとばかりに王城近くのこの森に潜んでいたのだ。


 そんな時、魔女のもとにノコノコとやってきた二人の子供。魔女は大いに喜んだ。そして甘い匂いとお菓子に混ぜた魔法で徐々に二人の正常な精神を奪って閉じ込め、お菓子をたらふく食べさせて丸々と太ったところを食べようとしていたのだ。


 騎士達がお菓子の家に踏み込むと、そこには弱って本来の老婆の姿に戻ってしまった魔女がいた。強い呪文と変身の魔法を持つ魔女をこれまで中々捕まえられなかったが、暖炉の火に炙られ衰弱した魔女は力を発揮できず、騎士達に取り押さえられ敢え無く御用となったのだ。


 さらに、騎士達がお菓子の家を捜索すると、なんと地下から行方不明になっていた子供達が何人も発見されたのだ。幸いにも、まだ魔女に食べられる前だったのだ。


 騎士と子供達は喜びに湧き上がった。


 そしてこの吉報を伝えるべく、一人の騎士が王妃と王子の元に駆け戻った。


 事の次第を報告した騎士は、誇らしげな表情で小さな未来の君主、ヴィルを見つめた。


「王子が姿を消したと聞いたときは心より心配いたしました。が、いらぬ心配だったようです。我が国の王子はなんと勇敢なんでしょう。まだ十歳でありながら、あの魔女に対等に渡り合い、そして深手まで負わせるとは!おかげで容易く捉えることができました」


 そう言うと、騎士はその場で君主に向ける礼を取った。


「いや、あれは……」


 ヴィルは気まづい思いで誤解を解こうと、隣にいるはずの少女を振り返った。


「トーコ……?」


 しかしそこに、求める姿は見当たらなかった。

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