豊かな日常の鼓動。 陸
風邪ひいたり
文化祭忙しかったり
なんか、更新が遅くなりつつあるけど
まだまだ終わらんよ?
まだ、序盤だから。
次いつ更新するかわからないけど、その時まで楽しみに待っててよ。
彼女の機嫌が昨日からあまり宜しくない。
そう、なんて言いますか、凄い退屈そうなんです。
もしかして、僕の母のことで悩んでいるのかな?
それとも、昨日の夜のことまだ根に持ってるのかな?
どちらにせよ、非常に気まずいこの空気を打破しなくては...
その為には行動あるのみ!
「どうしたんだいヘリオ、とても退屈そうだね」
...直球過ぎたかな?
大丈夫かな?
返事は
「いんや、大丈夫じゃ...」
微妙だった―
これまでにないくらい微妙だった―
僕は少し頭を抱えながら、言葉を捻り出す。
「そうか...無理だけはするなよ?」
「わかっておる」
ふと彼女は何かを思いついたように玄関へと向かう。
「玄関に何をしに行くんだ?」
「散歩にでも行こうかと思うての、言ノ葉も一緒に来るのかの?」
「そうだな…一緒に行こう」
可愛いへリオが僕を散歩に誘っているのだから断るわけにはいかないだろう。
へリオの可愛いさを目の前にして目的を忘れてしまった僕は、散歩についてゆくこととなった。
こうして二人で散歩をしていると、初めてあった日のことを思い出してしまう。
しかしまあ、僕等が出会ったのはつい一昨日のことなのだが。
「のう、言ノ葉よ」
「ん?どうした?」
「一昨日、妾達が家へと帰る途中、殺気の塊のようなものに遭遇したが、奴は一体なんなんじゃ?」
あれか。
へリオが放った光のおかげで無事に家へとたどり着けたんだっけ。
「マガツミタマ、僕たちはあれをそう呼んでる、そいつらは確か夜になると境界から出てきて人を喰らう、人を喰らったマガツミタマは消滅すると言われているが、実際はどうなのやら」
僕は少し嘘をついた、正直言えばアレには関わりたくない。
が、どうやらそうは行かないみたいで。
「言ノ葉、なにか嘘をついてはおらぬか?」
突然の言葉に驚く、もしかしたら変な顔になってるかも。
「まさか、そんなことあるわけ無いだろう」
「いんや、言ノ葉は嘘をついておる、ほれ、早う話すのじゃ」
追い討ち、流石に気付いたか。
なら一か八か。
「だから、何も嘘はついてないって!」
「ならば何故、あんなにもマガツミタマへ恐怖しておったのじゃ?言ノ葉、お主は顔に出やすいようじゃな、今もほれ、図星を突かれて変な顔をしておる」
全くわからなかった、あの時僕は顔なんて気にしている余裕はなかったし。
「…ごめん、確かに嘘をついていた、いいよ、話そうゆっくり、手を繋いで歩きながら」
僕はそう言って、へリオと手を繋いだ。
次回は、言ノ葉君の過去の話ね、つまらんからさらっと流す程度でやります。
わかりません?
なんか、過去話ってグダグダ感が半端ないの。
わからない?
あ、そう。