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番外編 フアの誕生2

クリームが飛び散った床を掃除をし、生クリームを泡立てる作業に戻った。

「そんな難しい作業じゃないはずなのにな…なんでこんな大惨事を」

女でも高校生ならこの程度の重さだったら軽く混ぜられると思っていたのは間違いだと、訂正するか悩みどころだ。

まあ、普通に考えてフロウが特殊なのだろう。

「本当は電動の泡立て器があればよかったんだけど。買い忘れちゃうなんてね」

鍵葉先輩がケーキ用の果物を切りつつ、つまみ食いをしながら葉弥先輩を横目で睨んだ。

「ごめんって、うっかりしちゃっただけなんだよ」

葉弥先輩はてへぺろ、と舌をだし頭をコツンとした。

鍵葉先輩はやれやれと言った感じに首を振り果物を切る作業に戻る。

フロウと小雪はまだシャワーを浴びてる。耳を澄ますとイチャコラしてる声が聞こえるが、今はやめておこう。同じようなミスをするかもしれないしな。

優華ちゃんの方を見るとせっせと背伸びをして飾り付けをして居る。

髪の毛をうまく使って高い所にも器用に飾り付けをしていく。

(本当に器用だな…)

「ただいまにゃー」

「あがったよー」

フロウと小雪が風呂から出てきた。

ータオル一枚で

「少しは恥じらいなさい!」

俺が速攻で服のある別室へ二人を突っ込む。

「中にある適当なシャツとか来とけ」

はーいと返事が返ってきたので、ケーキ作りに戻る。

数分後遅いな。と思い部屋の扉に耳を当てると。

「ああ、お兄ちゃんの匂いだよぉ」

「本当にゃー太刀がいっぱいだにゃぁ」

速攻でドアを蹴破り

「お前らなにしとんじゃぁー!」

と怒鳴った。

その後数分の説教をしてケーキ作りに戻った。




少しして無事にケーキが作り終わった。

「うん、なかなかのできね。これなら問題なさそうだね」

素人が作ったにしてはなかなかの出来だ。まあ、クリームを塗ってデコレーションするだけなのに失敗はしないだろう。

「あとはみんなフアとクルアが返って来るまでゆっくりだね」

葉弥先輩が椅子に座ってのんびりし始めた。

しばらくそれぞれ休んだり飾り付けを少し弄ったりしてクルアからの連絡をまった.....

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