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番外編 フアの誕生日1

フアのプレゼントをゲットするだけの簡単なお仕事だったはずが、大変なことになってしまったが、とりあえず、無事に誕生日パーティーをすることが出来るようになった。

プレゼントは大会の景品よりいい調理器具をフリューゲルからもらえた。

だが、調理器具は皆からのプレゼントなのでこっそりと午前中に皆で買いに行っていた。

クルアは先にプレゼントを作っていたためフアを誘導してもらった。

会場は俺の部屋。理由は無駄に広いから。

一応サプライズパーティーにしたいので皆で作戦をたてた。

サプライズと言っても帰って来たところでクラッカーパーンとやる位だ。しかし、それでは味気ないのでみんなでケーキを作ることにした。

「それじゃ、作るか。まあ、作るって言っても生クリーム泡だてて買ってきたケーキのスポンジにデコレーションしていくだけだがな」

俺は慣れているのでパパッと準備して行く。

「こう言うのは気持ちだにゃ。デコレーションするだけでも太刀の熱〜い愛がこもっていれば大丈夫にゃ」

「そうだよ。愛だよ、太刀。俺も愛を込めて……」

葉弥先輩がケラケラとしていると首筋に包丁が突きつけられた。

後ろから鍵葉先輩が突きつけているのだ。愛を込めると言うところに反応したらしい。

「じょ、冗談だからね?落ち着こうか鍵葉」

両手を挙げて抵抗の意がないことを表し弁解する。

「冗談ならいいよ」

包丁を下ろしケーキの間に入れるイチゴを切る作業に戻った。

「生クリームって結構重くなるんだにゃ」

生クリームが固まって来て重くなって来たらしく、力加減にフロウが苦戦していた。

「力入れすぎるなよ、フロウが力入れるとやる位だ全部吹っ飛ぶからな」

一応注意をしておく。まあ、そんなこと無いとは思うが…

「問題ない。問題にゃ!?」

「スポンジ持って来たよ!?」

油断したらしい。手が滑り生クリーム飛散する。

俺や先輩達はよけたが、スポンジを運んで来た小雪と主犯のフロウにかかり驚いて2人とも尻餅をつく。

「大丈夫か!?」

飛び散った生クリームを踏まないように近寄ると、生クリームが何かとてもじゃ無いが全年齢には対象にできない感じに頭からかかってしまってる。

唯一の救いはフロウの頭にボウルが帽子のようになっていることだろう。

生クリームはちょうどどろっとした感じになっていて余計に……なんでも無い。

「とりあえず風呂行ってこい…」

このままではたしてケーキはできるのだろうか…心配だ。

遅くなった挙句に短くてすみません。

次から本気出す。

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