回転草の唄
命を懸け争う二人
君はその前を通り過ぎる
自由気まま 風の赴くまま
後ろの二人など気にも掛けずに
拳銃片手に背を向ける
荒野に響くは風の声
釣られて君も転がった
でも誰が君を見ているの?
転がれ タンブル・ウィード
一心不乱に転がれ
誰も君を見ちゃいないが
君には行くべき場所がある
一歩目を踏み出す二人
君は未だにコロコロ進む
緊張の二歩目を踏みしめて
いざ運命の三歩目へ
唸る銃声
倒れる一人
硝煙の香り
通り過ぎる君
転がれ タンブル・ウィード
どうってことない場面で転がれ
視線は君にはないけれど
大抵人生そんなもん
タンブル・ウィード?
大方は「なんだそれ」
そんなもんだって笑い飛ばして
回転草は今日も行く
自由気まま 君の赴くまま
それでいい 他人はいい
二人の勝敗に興味はない
転がり続ければいい
転がれ タンブル・ウィード
自分のために転がれ
名前聞いてパッと浮かばなくても
縁の下でいいから転がれ
出来れば 出来ればでいい
いつの日か
輝け タンブル・ウィード
テーマは「名声」としておきます。実は即興で作った詩です。
この草、知っていますか? 西武劇でどうでもいい時に前をカサカサ転がるアレのことです。実に健気。