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うんぬん 【掌編小説集】  作者: ナユタ
◆あの人の唄◆
17/21

ろくでなし応援歌

僕が居る

君が居る

歌い続ける僕が居る

親が居る

友が居る

通りすがりの人が居る


人にはそれぞれ世界がある

僕の世界には君が居る

世界の一部は君で成る


君が聴くから僕は歌う

届かない唄に意味はない

世界に君が要らずとも

唄が必要としているよ




泣いている

不安になる

逃げ出さないで生きている

僕が居る

君が居る

聴いてくれる君が居る


人にはそれぞれ世界がある

君の世界には僕が居る

世界を支える人が居る


君が聴くから僕は歌う

居ないのならば意味はない

君が君を嫌っても

僕が必要としているよ




「世界は自分に何を望む

自分は世界に必要か」

悩んだら視野を狭めて

頑張り過ぎる事はない



君が聴くから僕は歌う

聴いてくれるから意味がある

君には君が要らずとも

僕が必要としているよ


君は必要とされてるよ

テーマは「人の価値」。タイトルが「~唄」でありませんが、このシリーズです。ネーミングに縛りはないので。自分をロクデナシだと思ってしまう人への応援の意味を込めました。要は、どんなに貴方が貴方を嫌っても、この唄を読んでくれた貴方は私が必要としているのです。

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