詩 「助けて」ヒーロー
「助けて」その言葉に背を向けて逃げ出した
僕はヒーローのなりそこない
たった一人も救えなかったんだ
今さら誰かを笑顔にするなんてできるわけがないよ
「助けて」もうそんな言葉 目の前で言わないでくれ
僕はヒーローなんかにはなれないんだ
どうしようもない現実に ふりまわされて
膝をつくしかない 非力な一般人なんだから
「助けて」どうしてそんな目を向けるの?
他にももっと 人ならいっぱいいるじゃないか
犠牲者を増やすような愚かな真似を しろっていうのか
下手を打って もっと状況を悪くさせるだけ
だから「助けて」くれよ本物
俺だってこまってるんだよ 本物なら簡単にできるだろ?