真実の嘘
中澤と兵城が出会う数時間前
構成員「探せ!どこかにいるはずだ!絶対に逃がすな!」
構成員「くそっ!どこに逃げやがった!あの老いぼれめ!」
兵城「誰が老いぼれじゃ!」
兵城が後ろから構成員を撃ち抜く。弾丸は素直に真っ直ぐ飛び構成員の背中から正面へと貫通した。
その通過点には先程まで脈打っていた心の臓があった
構成員「ぐはっ!」
兵城は一息つくために愛用しているZIPPOをとりだし
煙草に火をつけた
兵城「くそっ!楽な仕事だって聞いてたのに
フロイスの奴!だましやがったな!」
〜数日前〜
フロイス「やぁ!兵城くん!君にしか頼めない仕事があるんだがいいかい?」
兵城「いやだね!わしは今仕事中なんだ!誰かさんがここ、サンクチュアリをぶち壊すから直すのに労力を使ってんだよ!」
フロイス「それは〜youがすぐにカッとなって殴りかかってくるからだろぉ?私は悪くないよ〜」
兵城「その英語を混ぜ込んで話すのをやめろ。
イラつくんだよ!だいたいハーフだけどもお前は
英語話せないだろ」
フロイス「NoーNoー!meはEnglishをspeak
できるネ!」
兵城「あぁ!鬱陶しい。それで?わしに頼みたい仕事ってなんだ?」
フロイス「あー!それね元設計士の兵城君にしか頼めないしごとなんだけども。」
「黒の骸がまぁた新しい意志の石をGETした
そうなんだ」
兵城「いい加減その、石のことを意志の石っていうの辞めないか?ダジャレなのかは知らんがダサすぎるぞ」
フロイス「もぉ!五月蝿いなぁ!それでねその石が
保管されているところが少し問題なんだが
あれれ?どこにあったっけなぁ?」
フロイスがゴソゴソと机や本棚を探し始めた
フロイス「あったあったそうこれ!これなんだけど
元設計士のあんたぐらいじゃないと中で迷子になりそうなんだよね」
「ほんとにそれだけだから!楽〜な仕事だよ?」
兵城「………分かった、行こう」
フロイス「ほんとぉ?やったぁ!!」
〜現在〜
兵城「って言ってやがったのに何が簡単な仕事だ!馬鹿めこんなに殺し合ってて簡単もくそもあるか!
帰ったらhi-liteを、カートン奢らせてやる!」
構成員「いたぞここだ!」
兵城「くそ、1本すら吸わせてくれないのか、ただでさえ最近は煙草高いってのにこいつらまさか嫌煙家か?ほらっ!吸ってみな、ハマるからよ」
兵城はまだ吸いかけの煙草を構成員に投げつけまた
逃走を開始した。