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平和の戦争  作者: パイナップルおじさん
中澤 蓮編
7/8

破壊の再生

兵城「ほらっ、さっさと走らんかいっ!ぐずぐず

するなっ!」


俺は兵城の現代ならば体罰ともとれる扱きを受けていた。


俺「兵城さん〜もう限界ですよォ……気絶しそうです、、、」


兵城「なら気絶してから言え、バカタレが」


俺「そ、そんなぁあんたは悪魔だよ……」


ここで俺は気絶した……




……て………


………お……て………………



………ねぇ、起きてってばっ!………



緊張感の詰まった声に俺は起こされた


俺「もう、訓練はやめてくださいよぉ……」


鳥乃「何言ってるのよ!!早く逃げないと!」


俺「えっ?逃げるって?あっ、兵城さんから??」


鳥乃「何言ってるのよ!兵城さんはさっき死んだじゃない!!」


え?


俺はゆっくりと周りを見渡す。それは初日に俺が能力の説明をされた場所だった。


俺「えっ?いやだってさっきまで俺兵城さんと

訓練を……」


鳥乃「違うわよっ!あなたはさっき歴人は誰なのかを調べてたじゃないの!」


俺「えっ?」


その時頭痛と共に全てを思い出した。先程までの思い出はこれからのことに胸を躍らせていた俺の想像だったということ、そして先程まで説明を受けていた部屋はボロボロになっているということ


時間は少し前へと遡る………




玄野「中澤ぁ、楽しい特訓になりそうじゃないか」


俺「か、勘弁してくださいよォ」


グギギギ、ボゴン


建物が揺れ爆発音が聞こえる


フロイス「おっと?!何かね??」


近いところから爆発音が聞こえた。その瞬間天井が落ちてきた。


兵城「全員こっちに寄れぇぇ!」


間一髪兵城が出したマジノ線で天井を支えた。


俺「なんなんですか?これは??」


兵城「これは空間能力と言って……まぁ、説明はあとじゃな」


???「やぁお待たせぇ。あと君たちは包囲されているよぉ、!」


謎の黒服の男が先程崩落した穴から入ってきた。


警備員「フロイスさん方!お怪我は??ここは我らにおまかせ下さいッ!!」


とそこへサンクチュアリの兵士達がやってきた


警備員「撃て、撃て!!」


???「あらら……粛清しないと……」


グハッ、、、ギャャャ!、、、、なんだこれは?!


と兵士達の方から叫び声が聞こえてきた。

俺が振り返るとそこには


ギロチンを装着されている兵士や十字架に磔にされているもの、鉄の処女の中に入れられているものまでいた。


???「ははははっ!だから言ったのに……

これだから知能の低い低レベルの人間

はダメだねぇ……」


フロイス「おっと、ウチの可愛い兵士たちをそんなにポンポンと殺られちゃあ、ちょっと怒っちゃうよォ」

「中澤くん達今のうちに逃げなぁ」


兵城「行くぞ中澤っ!フロイスも長くは持たんっ!

早くしろっ!」


俺「えっ!でも助けないと……」


そうこうしているうちにボールのようなものが飛んできてそれを俺はキャッチした。しかしそれはボール等ではなくフロイスの頭部だった……


???「あーぁ、そっちがグダグダしてるから

君たちのボス死んぢゃったよぉ、さっさと逃げれば数十秒は稼げたのになぁ、もったいない…」


兵城「くそっ!松田っ!どこにいる!仕方ない!

鳥乃!!!中澤を連れて逃げぇ!ここはわしが止めるしか無い!」


鳥乃「わかりました!!!行きますよ!中澤さん!」


俺は鳥乃に引っ張られるままついて行った


カンカンカンと廊下を走る。

音の反響と後ろでする爆発音に気を取られてしまってか鳥乃が転んでしまった……。


するとそこへ後ろから誰かが近づいてくる……


俺「兵城さ………」


それは兵城の顔をもった黒服の男だった……

そいつは転んだ鳥乃の近くへとゆっくりと行く


俺は無我夢中だった。


俺「いけぇ!信長ッ!!」



中澤 蓮編 終章


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